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パンデミック下のニュージーランド

オークランドがロックダウンに入ってからもうすぐ3か月が経とうとしています。
今現在、オークランドは警戒レベル3ステップ2です。
それに加え、信号システムとかもあるらしく、いつそれが導入されるのか私はよくわかっていません。

警戒レベル3ステップ2の今現在、飲食店はお持ち帰りのみの営業ですが、小売店舗は開いています。
高校1年生から3年生までは、とても重要な学年末試験があるので2・3週間くらい前から登校が始まりました。
それ以外の学年は特別な理由を除いて自宅学習ですが、今週の水曜日からそれ以外の学年も学校が再開されます。
再開されても、普段通りではなく週に2,3回の登校になります。
一体どれくらいの子どもたちが学校に戻るのでしょうか。
息子の担任の先生は、学校に来なくてもいいし、来たとしても週に一度くらいでいい、と言ったそうです。
オンラインで学習できるから、というのがその理由らしいですが、本当のところはどうなのでしょうか。
そうそう、ついに学校でもマスク着用が義務付けられるようです。
何年生だったかな、4年生以上かな、はっきりと覚えていません。

そして、ワクチン接種をしていない人たちで職を失う人たちが出てきました。
ある期日までに接種を済ませないと職場に行けなくなるのです。
教員、医療従事者、看守、国境労働者などです。
消防士は人数が少ないらしく、期日が延ばされたようです。
これは政府からのお達し。
私的企業でも接種をするように促される場合もあるようです。
スーパーや大型小売店舗などそうなってきているみたいです。

ワクチンパスポートは年内には発行されるようです。
パスポートがないと基本的に行動範囲がかなり狭まる、ということです。
スーパーや医療関係には行けるみたいですが、その他はほぼ無理ということで、未接種なら自分の子どもが通っている学校内でさえ入れなくなるようです。
国立公園や公立の場所でのトレッキングへ行くのにもワクチン接種をしていないと入れないらしいです。

これはニュージーランドだけの問題ではないはずです。
日本も改憲に向かっているらしいですしね。
しかし、少なくとも日本では衆参両院で可決されないと法案は通らないはず。
ニュージーランドでは、そのようなシステムではなく、政府が変えたければすぐに変えられます。
私が知る限り、最短では24時間で法案を作ったらしいです。
最近もいろいろと法案を変えているようです。
その法案に反対意見があるとき、その法案のどこに反対なのかということを文章にして送らないとなりません。
送った後も、もしかしたら省庁の誰ぞかが連絡をしてきて、話さないとならないようです。
私のような日常会話でひーひーと言っている身分の物にはハードルが高い案件ですね。
この国に住んでいる限り、そういうこともできないと意味がないとは思いますが、私にとって言葉の壁は大きかった。

この国の将来を憂いていろいろとサーチをしていますが、もちろんすべてが英語なので、その場ではなるほどね~、へ~、そうなんだとは思っても覚えていられない・・・。
この記憶力を何とかしないと。


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