ジャンクフードその8〜ハム
元記事によるとハムには脂肪分の少ない部分が使われており、塩分は気になるものの、亜硝酸ナトリウムが添加されていないものを選べばよいタンパク質源となるそうです
ここで言うハムとはピンク色のアレですね。在某国のスペイン🇪🇸の方やイタリア🇮🇹の方が心底見下しているアレです(私もそっち側の人間です😂)
ZOE先生は動物性の肉、塩分、添加物には厳しいので、スコアは普通のジャンクフード並みに低いです
ZOE先生はマトモな生ハムにも厳しいです
この世にはスペインの生ハムとイタリアの生ハムの区別がついていない人がいるようですが(私のオットとか😂)、健康オタク的には両者には決定的な違いがあります
スペインの生ハムには亜硝酸 (nitrite) が添加されますが、イタリアの生ハムの多くには添加されません
スペインの生ハムはけっこう水分が残る状態で保存されるので、保存剤を加えないと安全に保存できません。しかしその水分のため食感が肉肉しく、少々厚めの薄切りにしてもおいしいというか、その肉肉しさを生かして少し厚めにスライスしたほうがおいしいです。スペインのいいレストランではそこを絶妙に判断できる人がハムをスライスしています
イタリアの生ハムは「パルマハム」が有名ですが、正真正銘の Proscuitto di Parma は特定の地方で伝統的な飼育方法で育った豚と塩だけでつくられ、これ以外の原材料や方法でつくった似非パルマハムには Proscuitto di Parma という名称を用いることが禁じられています。イタリア国外ではその辺の厳密さがあやしくなりそうなので、必ず原材料をチェックしましょう。豚と塩以外が記載されているものはパルマハムではありません
イタリアの生ハムはスペインのよりも水分が少ないため、かなり薄くスライスしないと生肉のような食感が出ません。しかし旨みが凝縮されているので、極薄でもこの世の幸せのおいしさですね😂
亜硝酸ナトリウムは発がん性物質なので、私は自分で選べるときは必ず原材料が豚と塩だけのイタリアの生ハムを購入しています。だからオットに「パルマハムを買ってきて」とお遣いを頼んでテキトーに似たような別物を買ってこられると傷心します😂
(でもお呼ばれのときとか旅行のときとかは、おいしければなんでも喜んで食べます😂)
生ハムよりも脂肪がうんと加えられ、発色、保存のための人口添加物も添加されたサラミは、堂々1桁のZOEスコアです
ほとんど全てのサラミには肉の鮮やかな色を保持するために発色剤(亜硝酸のなんか)が使われています。しかしその中でも発色剤が使われていないことがあるサラミもあるのです
スペイン🇪🇸のチョリソです
スペインのチョリソにはパプリカが添加され、それだけで十分鮮やかな赤い色を保つことができるのでしょう。ただし残念ながら低品質のチョリソには発色剤が添加されています。原材料をチェックしてどの市販品なら安心して購入できるのか把握しておいたほうがいいです
2020年に日本に行ったときに、日本でチョリソとしてスーパーで売られているものを見て衝撃を受けました。これってただのソーセージ💢と思って、通販でなら本物が買えるかと思って探したら法外な値段のものしかありませんでした
昔はヨーロッパに旅行してお土産に肉製品を日本に持ち込むなどできた時代もありましたが、今は検疫が厳しくて無理です
某国に住んでいると、自国の食べ物が惨めでも近隣諸国からの素晴しい食べ物がわりと手軽に入手できるというのも事実なので、感謝の気持ちを忘れてはいけませんね😇
最後に加工肉を極めたスパムはこちら
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