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GPT4を活用したビジネス資料作成

ビジネスで乗り遅れないためにAIの活用は避けられない

昨年リリースされたChat GPTが話題になっているのを知ってはいたものの、いまいちうまく使いこなせず「AIがビジネスで使えるようになるのは、もう少し先かな」とか言っていたのですが、先月公開されたGPT4の評判があまりにもよいので、試しに使ってみました。

GPT4の始め方は、こちらのブログを参考にしました↓

プロンプト・エンジニアリングをベースに質問を考える

GPTをうまく使いこなすには、AIへの質問力が重要になるので、プロンプト・エンジニアリングの3要素である「問い」「条件設定」「応対」を意識して質問を考えます。

GPTへの質問文は「リモ研」さんの、こちらの動画を参考にするのがおすすめです↓

GPT4では直接日本語で質問しても問題ない

Chat GPTでは英語と日本語で質問した場合に、回答のクオリティが大きく変わってしまうため、英語で質問する必要があるといわれていました。しかしGPT4の場合は日本語で質問しても、ビジネスで使えるレベルの回答がすぐに出力されます。

GPT4を英語で使用した場合には司法試験に合格するレベル、といわれていますが、こちらの記事によると日本語入力でも合格が見えてきたそうです。日本の司法試験のほうが米国より難しいと思われるので、これはかなり高いレベルといえそうです。

講演の原稿作成を依頼する

では日本語で「GPT4を使ったビジネス資料の作り方について講演したいので、原稿を作って」と入力してみましょう。

タイトル:GPT-4を活用したビジネス資料作成のスマートな方法

はじめに
みなさんこんにちは。今日は、OpenAIの最新の言語モデルであるGPT-4を使って、ビジネス資料を効率的に作成する方法についてお話ししたいと思います。GPT-4を活用すれば、質の高いビジネス資料を手軽に作成でき、時間と労力を節約できます。

GPT-4の概要
まずは、GPT-4の概要について説明します。GPT-4は、OpenAIによって開発された高度な言語モデルで、自然言語処理の能力が非常に高く、文章生成や情報検索などが可能です。このGPT-4を使って、ビジネス資料の作成を効率化しましょう。

目的と目標を明確にする
ビジネス資料作成の第一歩は、目的と目標を明確にすることです。GPT-4にどのような資料を作成してほしいか、具体的に指示を出すことが重要です。例えば、「マーケティング戦略に関する資料」や、「新製品のプロポーザル」など、明確な目的を設定しましょう。

資料の構成を考える
次に、資料の構成を考えます。GPT-4に、各セクションのタイトルや順序を指定しましょう。これにより、GPT-4は整理された形で情報を提供し、資料作成がスムーズに進みます。

GPT-4に情報を入力する
GPT-4のインターフェースに、資料の目的、目標、構成を入力します。明確で具体的な指示を与えることで、GPT-4が適切な情報や文章を生成しやすくなります。

GPT-4からの提案を確認・編集する
GPT-4から生成されたビジネス資料のコンテンツを確認し、必要に応じて編集を行いましょう。文章の流れや表現をチェックし、適切であるかどうかを確認します。GPT-4は優れた結果を提供しますが、最終的な精査は人間が行うことが重要です。

ビジュアル要素を追加する
ビジネス資料には、ビジュアル要素が非常に重要です。GPT-4が生成した文章に加えて、適切なグラフや図表、画像を挿入しましょう。これらのビジュアル要素は、資料の見やすさや理解を深める効果があります。

フィードバックを受ける
資料が完成したら、同僚や上司からフィードバックをもらいましょう。他人の意見を取り入れることで、資料の質が向上し、より効果的なビジネス資料になります。

最終確認と修正
フィードバックを元に、最終的な確認と修正を行います。文章の表現や構成、ビジュアル要素を再度チェックし、適切であるかどうかを確認しましょう。これにより、資料の完成度がさらに高まります。

プレゼンテーションに活用
GPT-4を使って作成したビジネス資料は、プレゼンテーションにも活用できます。資料をスライドにまとめ、適切なビジュアル要素を追加して、効果的なプレゼンテーションを行いましょう。

まとめ
GPT-4を活用することで、ビジネス資料作成が効率的かつ簡単になります。目的と目標の明確化、資料の構成、GPT-4への情報入力、提案の確認・編集、ビジュアル要素の追加、フィードバックの受け取り、最終確認と修正、そしてプレゼンテーションへの活用といったステップを経ることで、印象的なビジネス資料を作成することができます。GPT-4をうまく活用し、ビジネスの効率化を図りましょう。

GPT4より出力

どうでしょうか。こちらの文章が2分ほどで出力されました(一度途中で止まってしまいましたが「続き」と書くと残りの文章が出力されます)。このまま講演で話をしても、誰もAIが原稿を書いたとは気づかないと思います。

AIがホワイトカラーの仕事の9割を奪う

ホリエモンが「ホワイトカラーの9割以上の仕事はなくなる」という動画をだして話題になりましたが、GPT4の実力を見ると俄然、現実味がわいてきます。

これからは、AIのサポートを受けながら仕事をする人と、まったく使わずに仕事する人では、生産性に大きな差がついてしまうのではないでしょうか。私が行っている会社経営やプレゼン製作の業務でも、どのようにAIを取り入れて仕事するべきか真剣に考えていくべきでしょう。

まとめ

先にも述べたように、AIをうまく使いこなすには質問力を高めてクオリティの高い答えを出力するスキルを磨く必要があります。新しいマガジン「ビジネスAI研究所」では、ビジネスでAIを使うための方法について学んだ結果をまとめていきます。興味のある方はぜひフォローして一緒に勉強してもらえると嬉しいです。


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