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POOLOを通して自分の人生に向き合えた。4期生&初代アンバサダー・千葉優香さん

旅を広める会社「TABIPPO」(清水直哉社長)が「ニューノーマルトラベラー(新しい旅で自分と世界を豊かにつくる次世代の旅人)が育つ学校」として2019年に開講したPOOLO。現在は、ライフデザインコースと次世代リーダーコース、トラベルクリエイターコースの3コースがある。講師陣は旅を共通項にもつ現代の起業家や事業者、実践者たち。参加者は20〜30代のミレニアムズが中心。
ライフデザインコース(通称・POOLO)は約70人の仲間と共に学びながら自分の豊かさを考える8ヵ月のコースだ。講師陣の講義を始め、少人数チームによる活動、メンバー同士の対話を経て人生をアップデートするカリキュラムになっている。これまでに500人以上が卒業。
6月5日にライフデザインコース(通称・POOLO)6期生の募集がスタートしたばかり。
POOLOで自分自身のキャリアと世界を豊かにすることについて考えた卒業生にインタビューを実施。

千葉優香さん

今回はPOOLO 4期生でPOOLO初代アンバサダーの千葉優香さんに、旅との出会いやPOOLO期間中の取り組みなどについて聞いた。千葉さんはPOOLO期間中に結婚し、一度は参加しなくてよかったという思いも持っていたが、講義やチーム活動などを通して自らのライフプランに向き合った。現在はPOOLO初代アンバサダーに就任し、POOLOを広める活動をしている。

POOLOとの出会いは広島のゲストハウスから

ゲストハウスうみときでの一枚

POOLO4期生で、POOLO初代アンバサダーの千葉さん。POOLOと言えば旅好きというイメージがあり、旅との出会いを伺ったら意外な答えが返ってきた。
「私、旅歴は浅くて」
入社1年目の2021年秋、島根で地域おこし協力隊をしている高校の友だちを訪ねた。
友だちがおすすめする広島県のゲストハウスうみときを初めて訪れ、景色がよく、オーナーを中心に宿泊した人がつながっているところが好きになった。
それから東京の料理会に参加したり、うみときに通うようになったり。うみときに通い続けるうちに「旅って人との会話が深まる」ことに気づく。
学生時代、ゴールに向かって最適解を模索しながら努力するのが得意だったため、受験や勉強に向いている典型的な優等生だった。一方で、社会人になって「私ってやることが決まっていれば器用にこなせるけど、自分の強みや好きってなんだろう」と考える機会が多くなった。
そんなとき、「うみとき」で出会ったPOOLO3期生のえみぞうさんからPOOLOで 4期生を募集していることを聞く。「生きる意味を考える」という自分が向き合っていたテーマと「旅を通して人と向き合える」という感覚が重なったため迷わず参加を決めた。

POOLO期間中に結婚。今後のライフプランを考えるきっかけに

手作り結婚式をゲストハウスうみときで挙げたときの写真

POOLO4期が始まった1週間後に交際を挟まずプロポーズされ、2022年11月にゼロ日婚をする。2023年4月に家族挙式、5月に友達と手作り結婚式をゲストハウスうみときで挙げた。
実はプログラム期間中に結婚が決まり、一度は「POOLO参加しなくてもよかったかも」と思った時期もあった。でも、講義やグループワークなどを通して「自分自身と向き合い、主体的に人生を描く」ことへの意識が高まった
自己ビジョンを考える際に、「世界をどう豊かにするのか」を考える。すると、日常生活で「こういうので価値を提供できるかもしれない」と気づくことが増えた。また、パートナーに講義の内容をシェアすることで、夫婦でどう生きたいのかを考えるヒントをくれた

まるしかくさんかくを食べる会

印象に残っている講義は四角大輔さんの回。四角さんは音楽プロデューサーとして活躍していたが、現在はニュージーランドに移住し、執筆家として活躍している。講義では、余白の大切さについて話し、「なんでもやりすぎるのではなく余白を持っていることが大事だ」という言葉に共感した。また、「どんなプロジェクトよりも子育てが面白いプロジェクトだ」と発言しており、子育てが楽しみになった。

タームが変わる度に編成されるグループでは、身近なロールモデルとなる人を集めた「生き方図鑑」を制作し、コミュニティ化する案がでたり、「卒業後もつながる」をテーマにした卒業旅行を企画したり。
料理とスイーツと占いがコラボした「まるしかくさんかくを食べる会」を企画。占いで人を3つのキャラクターに分類するタイプ診断した後に、料理とスイーツを食べた。千葉さんは料理を担当し、〇をキンパ、□をテリーヌ、△をホットサンドと、それぞれの形にした食べ物を出した。

人と人を繋げる人になりたいと思い、月1でホームパーティを開催

月1で開催しているホームパーティーの様子

8ヵ月間を4タームで区切っているPOOLO。自己ビジョンについて考えることから始まり、世界を豊かにするにはどうすればいいのかを考える内容に変化していく。
千葉さんもプログラムを通して自己ビジョンが変化したひとりだ。
参加前は、人が好きだったり、その人の歩む人生や考え方に興味があったため、「いろんな人と関わって生きていきたい」「みんなでいろんな思い出を作っていきたい」と思っていた。
POOLOが終わると「もっと自分ができることってなんだろう」と考えるように。人との関わりが好きな自分自身が周囲に与える影響に気づいた
「私がホストになりイベントを開催して人と人を繋げることで、みんなが前向きに生きるきっかけやつながりを作っていく。自分がそのきっかけを与える人になりたい」
今では週末になると旅をするかホームパーティーを開催している。
料理は中学生のとき、母の日に朝ごはんを作って喜んでくれり、コロナ禍で再開したり、料理会で新しいタイプの料理人に出会った。また、パートナーも料理が好きということもあり、世界各国の料理を作っている。

初代アンバサダーに就任。POOLO参加は自分の人生を真剣に見つめたい意思表示。選択を大事にしてほしい

「POOLO卒業後もつながる」をテーマに企画した卒業旅行

POOLOを卒業して数ヶ月。最近、POOLOの初代アンバサダーに就任。
POOLO卒業生を対象にしたアンバサダーの募集の連絡がきた。
自分の人生と本気で向き合う機会と大切な仲間をくれたPOOLOの良さを伝え、周りの誰かがその人らしく楽しい人生を歩むきっかけを与えられたら素敵だな、と思った。また、"初代"アンバサダーという新しい取り組み、POOLOの運営に近いところに携われることにも面白さを感じ、応募を決めたところ、ありがたいことに選んでいただけた。

POOLOに入るとは、自分の人生を真剣に見つめたい意思表示だと思っている。お金を払って受講を決めた自分がいれば絶対にPOOLO期間で変われるはず。
POOLOに限らず、選択を大事にしてほしい。早くPOOLOに出会ったことで、結婚や移住などライフプランに合わせた生き方に向き合えた。
向き合った先の人生が長く、出会った人との関係性を今後も生かせるので早ければ早いほどいいと思う。

POOLO初代アンバサダーとして、現在はInstagramでライブ配信をしたり、Twitterでリレー投稿をしたり、身近な人にPOOLOの良さを伝えたりしている。

編集後記

今回、私が通っているPOOLOJOBの課題の一貫でインタビューを実施。TABIPPOが共有したリストの中から初代アンバサダーの千葉優香さんにお話を聞いた。
アポから取材まで2日と準備期間が少なく、下調べに不安を抱きながら話を聞いていたため、普段実施するアイスブレイクをせずにインタビューをしてしまった。
そんな中でも質問に答えてくれた優香さんには感謝しかない。

POOLOは2020年から知っていたが、仕事の忙しさを言い訳に参加を決められずにいた。今回、お話を聞いたことでPOOLOに参加したい思いが強くなった。
優香さんの「人との関わりが好きな自分自身が周囲に与える影響に気づいた」という言葉が印象に残った。参加前後で考えに変化が起き、人とのつながりを大切にする姿を見て、私もそんな人になりたいと思った。
沖縄に生まれ育って、時々狭い人間関係に息が詰まりそうになることはあっても沖縄を軸に生活していきたい自分自身がいるのは確か。好きな時に旅行に行けるようになりたいという思いから「旅を仕事にしたい」と言っているが、その考えがPOOLOで自分自身と向き合い、チームで共創することで変化があるかもしれない。
そんな思いを抱いて、7期以降で参加を検討していたPOOLOに6期で参加することを決めた。募集開始のタイミングで卒業生インタビューでお話を聞いたことで、一歩を踏み出せた。
POOLOJOBからPOOLOにシフトして、トラベルクリエイターを目指しながら「自分と世界を豊かにする」ことを追求していきたい。

優香さん、POOLOでもよろしくお願いします!そして、JOB生とも交流しましょー。

取材・編集:Kumi
写真提供:千葉優香さん


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