アジャイルメディア上田社長

アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長CEO 上田 怜史さん

ネット時代の口コミマーケティング戦略
マス広告の時代は終わり、口コミ広告の時代へ突入。全ての企業が直接顧客とつながるネットマーケティング戦略の第一人者が語る、口コミ戦略と戦術の極意を聞いた。

1)先を見据えた社名の由来

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介したいと思います。今日はマザーズ上場企業です。証券コードは6573、アジャイルメディア・ネットワーク株式会社代表取締役社長CEO、上田 怜史さんです。上田さん、よろしくお願いします。

上田:よろしくお願いいたします。

藤沢:はい。アジャイルメディア・ネットワーク。

上田:はい。

藤沢:私的にはすっごい大好きな社名なんです。

上田:それは何か思い入れがあるんですか?

藤沢:もう何か時代はアジャイルだと。

上田:なるほど、なるほど。

藤沢:予定調和にものを進めていては駄目なんだと、もうだからそのときそのときで、どんどん変更してやってみてという、これがアジャイルですよね。

上田:そうですね。

藤沢:なので、それが社名になっているなんてすごいと思ったんです。

上田:はい。われわれ自体ももともと創業からもう12年たっているんですけど、当時はなかなか情報発信が難しい大手の出版社とか大手の企業が広告で発信するというのが当たり前だったところ、ブログというものがすごくはやってきて、これからは個人の情報発信の時代だと、いわゆる、アジャイルって、俊敏にという意味がありますけど、一般の方が簡単に情報発信をして、それがメディアになっていくという時代が来るだろうということで、アジャイルメディア・ネットワークという名前を付けたというふうな経緯があります。

藤沢:もうめちゃくちゃ先見性がありますよね。

上田:そうですね。ただ社名が、ちょっとアジャイルというのは複雑というか、なかなか聞き慣れない言葉なので、インパクトはあるんですけど、電話口でなかなか聞き取れずに聞き直されるというのを、毎回、洗礼として、われわれは受けています。

藤沢:しかも12年前は、アジャイルという言葉はほとんどの人は知らなかっただろうしね。

上田:そうですね。エンジニアのアジャイル開発というのは割と一般的ではあったかもしれないですけど、一般の方にはなかなか聞き慣れない。今でも、もしかすると聞き慣れない方も多いんじゃないかなと思います。

2)個人の発信をマーケティングに利用する方法

藤沢:この先見性ある会社の、ここまでの軌跡についても後で伺いたいなと思うんですが、まずは、お仕事の内容を簡単に教えていただけますか?

上田:はい。われわれは、もともとブログからスタートして、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムといった、いわゆるSNS、ソーシャルメディアの企業活用をご支援する会社として今まで事業を展開しています。そして5年ほど前から、アンバサダーというコンセプトを掲げているんですけども、いわゆる、自発的に口コミやお薦めをするファンの方たち、お金をもらうのではなくて、自発的に口コミ推奨するファンの方たちをアンバサダーと定義して、そういった方々と企業の商品のファンクラブ運営を展開しているというのが、われわれのメインの事業でございます。

藤沢:じゃあ、このファンクラブ、アンバサダー、何か最近、確かに聞く言葉でもあるし、何よりもこのアジャイルメディアさんが上場されたとき、値段がつかないぐらい、みんなが注目して。

上田:そうですね、ありがたいことに。

藤沢:このビジネスはこれからすごいぞという。だけどわからないですよね。

上田:そうですね。アジャイルという言葉もさることながら、アンバサダーというのも、これまたなかなか聞き慣れない方も多い言葉だと思うので、逆に興味を持っていただきやすいという面もあるんですけど、中身が少しわかりづらいというのもあると思いますね。

藤沢:で、このネットのこれまでのサービスの中で、インフルエンサーとか、何ていうのかな、昔、ステルスマーケティングという言葉がはやったじゃないですか。

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Kumi Fujisawa

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ありがとうございます!ラグビーW杯、エキサイティングですね!
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http://kumifujisawa.jp20代に起業して、30代で会社を売却して、テレビに出たり、本を書いたり、40代には、ダボス会議のヤンググローバルリーダーになったり、霞が関で働いたり、社外取締役をしたり、有難い30年間の社会人経験を得て、今年から次の30年へ始動。
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