尊厳ある死を迎えるために
タイトルにちょっと違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、お盆も近いことだし、お付き合いください。
最近、親を見送った同世代の仲間たちと、尊厳を持って最後を迎えるために必要なことや終末期について考える勉強会を始めました。その一人から、『死すべき定めー死にゆく人に何ができるか』(アトゥール・ガワンデ著)という本を勧められ、今日読んでみました。著者は、臨床医であり、数多くの重病患者と接し、終末医療のあり方について悩み、研究し、実践を繰り返してきた方です。
本書は、余命