お金で損したくないから、どうやったら損しないですむかを過去の私と同じ立場の人に伝えたい
消費者って弱い。そこが私の原点。
私が今まで住んだ県は、福岡、広島、大阪、京都、兵庫、埼玉、東京です。
書いてみると思ったよりたくさんあったことに自分でびっくりしましたが、数えたら7つの県(東京は県じゃないけど)になりますね。
同じ県内で何度も引っ越しをしているので、実際の引越回数はもっと多いですが、県をまたぐ引っ越しは7回です。
で、何を言いたいのか?
実は、賃貸借契約って、場所により違うんですよ。
これ、自分が住んでいる県から出ないと気づかないなんですが、自分が住んでいるところが他のところと同じとは限らないってことなんです。
私もこの事実に気づいた時、「ええ??!!全然、違うやん!!」と思わず言っちゃいました。マジです。
最初、それを知った時、「もしかしてカモにされてる?」や「騙されてる?」とめっちゃ疑心暗鬼になりました。
なぜなら、私はその時一応、「宅地建物取引主任者」の資格を持っていました。
今は「宅地建物取引士」ですが、まだ当時は「宅地建物取引主任者」だったんです。
この話は、20年以上前の話です。
その試験(宅地建物取引主任者試験)には受かったけど、実務経験はない当時のわたし。
最初に県によって条件が違うという洗礼を受けたのは、「京都」でした。
関西の賃貸借契約には、「保証金」というものがあります。
これは福岡出身の私には馴染みのない言葉でした。
注意:この「保証金」は「保証料」とは違います。「保証料」は、保証会社が連帯保証人の代わりに家賃などを保証してくれるための「保証料」になります。
敷金と性格が同じようなものと説明を受けたんですが、ある意味、礼金「お礼の意味も兼ねている」という部分もあるそうで、退去時にいくら戻って来るのか決まっていないと言われました。
20年以上前にはGoogle先生もおらず、それを調べる方法もなく、資格は持っていてもその当時の私は、不動産実務の経験はありませんでした。だから言われるままにそのお金を支払うしかなかったんです。
この部屋は1年未満で退去しなればならなくなり(理由はまたどこかで書きますね)お金は少ししか戻ってきませんでした。
消費者って弱いですよね。
その後、私は不動産営業として働き始めます。当時は「敷金3カ月、礼金2カ月」が普通でした。今は、ゼロゼロ(敷金ゼロ、礼金ゼロ)物件があることを考えたら、ぼったくりですよね。
考えてみたらその当時の大家さんって儲かっていたんだなあ~と改めてこれを書いていて思いました。
敷金の返戻金(退去の時、戻って来るお金)も「補修費分担金」に充当されるので、3カ月の敷金のうちいくら戻るかはよく分かりません。という説明をしていました。
今は違います。「補修費分担金」とは畳の表替えや襖の張替えになります。これは借主が支払うのではなく、通常の使い方(自然損耗)であれば、原則として借主に支払い義務はありません。しかし、当時はそう説明するように不動産会社で教わっていたのです。
部屋を借りることが一生のうち、何回もある人もいれば、一度もその経験がない人もいます。
高齢者になって初めて部屋を借りる。そんな経験をする人もいます。賃貸借契約って全国共通ではないし、契約内容は色々あります。ただ家賃の支払いが毎月あるのは、全国どこでも共通です。
今、コロナの影響で会社を解雇されたりする人もいます。
その場合、家賃は固定費なので家計を大きく圧迫しますよね。
そういう時、国の制度で使えるのが「住宅確保給付金」です。
主たる生計維持者が離職・廃業後2年以内である場合、もしくは個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が、離職・廃業と同程度まで減少している場合において、一定の要件を満たした場合、
市区町村ごとに定める額(※)を上限に実際の家賃額を原則3か月間(延長は2回まで最大9か月間)支給します。
これは、条件を満たした人が手続きをすれば、家賃が直接、不動産管理会社や大家さんに振り込まれるシステムなんです。
部屋を借りていてコロナで解雇されたり、お給料が下がったりして生活費が苦しい。そんな人のための制度です。
注:賃貸で部屋を借りて営業している個人企業主や法人が申請出来る家賃支援給付金とは違います。
申請は色々あり、その方法も申請先もバラバラでとっても分かりにくいですよね。
実は・・・・
家賃支援給付金は、書類に不備があり私もまた申請のやり直しです。
ほんと、ハァーーーーーーーってため息つきたくなります。
お役所に提出する書類は本当に分かりにくい!!
大家さんに頼んでまた書類を書いてもらいました。
「大家さん、度々、ごめんなさい!!」
制度は色々あります。ほんと、分かりにくいけど、使える制度を使ってアフターコロナ、がんばるしかないですよね!
一消費者って分からないことだらけです。
家を借りるのもそうだし、こんな風な届け出が必要なこともそうですよね。
私は、Instagram運用にとどまらず、他のSNSの運用もやっています。
noteでInstagramの話をしようと思い、noteを書き始めたけど内容に行き詰ってしまいました。
色々な方のnoteを読んでいる時、偶然、師匠(勝手に師匠と呼んでいる)の記事を発見しました!
ライデンさんの記事を全部、読みました。
そして、決めました!
やりたかったことをやろう!!!!
今まで自分がトライ&エラーで色々な苦労というか、失敗から学んできたことがあります。
それは過去の自分と同じ立場の人にきっと役に立つ情報。
過去の私は何も知らなかったから困ったし、ほんと、色々と苦労しました。
今もその情報は、私の中で日々更新されていっています。
そんな「生活のお金」についてお話していきたいなあと思っています。
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