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謝罪会見の失敗例 ー服装編ー

前回は、謝罪会見の“会場”についてお話しました。謝罪会見をする会場の設えとしては、テーブル、テーブルクロス、記者との距離感など、謝る場としての重要なアイテムがあります。でも、見落としがちなのが、背景となる壁の色や装飾品。ここを間違えると取り返しのつかない印象を残すことになります。

そしてもうひとつは、会場を仕切るスタッフの在り方。謝罪会見の司会で失敗したのは日大アメフト部の「悪質タックル謝罪会見」がNO.1でしょう。あそこまであからさまではなくても、会場でサポートをするホテルスタッフの動きと身なりは、見落としがちですがこれも印象を左右する重要アイテムです。前回は豊田真由子元衆議院議員の謝罪会見の例でしたが、ホテルスタッフの「白手袋に蝶ネクタイ」は結婚式のおめでたい場面での装い。この会見にプロが入っていたと聞いてはいますが、謝罪のメッセージが伝わり切らない要因のひとつとなったことは間違いありません。今日は、男性のスーツに絞ってお伝えしようと思います。

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