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寂しい公園

今日は何を語ろうかなぁ~と思ってたら、「noteさん」から最近読んだ本の感想をと提案がありました。

丁度読み終えてまだ記憶が新しく、感動した本が思い浮かびました。
「52ヘルツのクジラたち」・ 町田その子・著
2021年の本屋大賞を受賞した本で、映画化され来年に上映されるようです。

52ヘルツのクジラというのは、通常の周波数でコミュニケーションできるクジラではなく、稀に出現する52ヘルツの声しか出せないクジラの事です。
いくら叫んでも、他のクジラには聞こえず、一生孤独の中で生きていくクジラ・・・なんとも痛ましいではありませんか。

人間社会でも子供への虐待、ネグレクトの事件がニュースで出る度に胸が痛いです。
助けを求めようにも、その結果の先が予想される子供達には声が出ない。
また、周囲も安易に声を上げて摩擦を起こしたくない日和見的な対応を取り勝ち。
気付いた学校の先生が、親に善意で告げた言葉が、逆に子供への仕打ちに拍車をかける。
そんな状況を、52ヘルツのクジラとして、本に綴られております。

読んでいて胸が詰まる出来事に、暗い・重たい気持ちになりますが、そこは著者の筆の力と言いますか、目を離せなくなります。

あえてあらすじなどは私は控えます。
下手な文章で綴っても興ざめでしょうから。
どうぞ検索してみてください。

他にも、今、国会でも取りあげられておりますが、トランスジェンダーの事も話の中に織り込まれております。

以前は読書も趣味だったんですが~('◇')ゞ
最近は目が疲れやすく、根気も続かずで、図書館に予約した本が届いても、見ないで返却する有様・・・
そんな中で久しぶりに一気に読めた本でありました。

やっぱりいいなぁ~・・・本を読むって!
ネットでYouTubeばかり見てんじゃねぇぞ!
ネットサーフィンしてる場合じゃねぇぞ!

そう思ったので、このnoteの更新も・・・頑張らない! 
・・・いやいや・・・頑張れねぇんだよ
今日はnoteさんが、ネタのアドバイスをしてくれたので助かりました~♪(笑)


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