着々と老いる父

実の父は兄夫婦と一緒に2世帯住宅で暮して
兄夫婦の世話になってる。
兄夫婦がどうしても一泊あける用事があって
昨日より一泊父との時間があった。

行くたび行くたび
老いる父
認知症が確実に進み
同じ事を一泊の間に100回くらい聞かれた。
その度に同じ説明をした。

私は一泊で解放される。 
兄夫婦は2世帯住宅とはいえずっと見てくれてる。
感謝しかない。
ありがとうとしか言えない。

私も義父母からの介護からやっと解放された。
兄夫婦はこれからも大変。

90になる父。
いつどうなっておかしくない年齢。

同じ事を話されても
また会いに行こうと思う。

主人の姉は
私達夫婦の介護を見て見ぬふりした。
私はそうはなりたくない。

また一泊で父を介護しに行って兄夫婦に自由な時間をあげなきゃと思う。
こんな娘だけど父に取っては娘。
嬉しいらしい。
また行くね。パパ。待っててね。


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