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【20240216】乳癌告知の日

まだまだ木枯らしが吹き病院の窓から小枝がゆれているのが冬って力強いなあなんて感じていたその日。

夫に仕事を休んでもらい結果を聞きに。
このとき、どこかで(乳癌だったとしたら、やれることをやるしかないか・・・)という気持ちでいた。
仕方ないもん、癌だったらしょうがないもん。逃げるわけにはいかない。

この日のことを思い出して書くのはつらすぎてしまうので、また後日編集しますが、

告知されたときに、妙に着丈にふるまおうとしすぎてしまい、(ステージとか、サブタイプは、他の人に影響を与えてしまうかもしれないので、あえて書きません)

私、毎年しっかりマンモグラフィと触診の検診をうけてたのに。。。(超音波もやっとけばよかった。。)
でも仕方ないよね、治療頑張るのでお願いします、

としか言えなかった。
告知後はとにかく泣いて泣いて泣きまくってしまった。
パワーワードすぎるよね、癌って。

癌=死
みたいなイメージしかこの時湧かなかったし、
(いくらなんでも、突然すぎる。あともう少し生きたいよー)
と思った。
(今は考えかた、違うよ!乳がんの治療は薬もいっぱいあるんです)

なにより、健康そのもののこの身体だけど、なにいってるの???
と思った(このころ癌=立てないみたいなイメージもあったし)。
自覚症状がまったくなかったんですよね。

今、告知されたばかりの人にむけて、
1つだけしたほうがいいことは
ネット検索はしないほうがいいです。
自分がそれでダメになってしまったから(これに関してはまたまとめます)。
だって、このころ、「家族に乳がんがいるのであれば遺伝子検査を検討されてもいいかもしれませんね」って先生が言っただけなのに
(特別に具合が悪いからすすめたんだ・・・ネットではそれで陽性だったらどん底みたいのかいてあった!!!!)

ね。。はっきりいってこう病むと病気だよね。たとえ陽性であったとしてもそれは、
自分の遺伝子をちゃんとしって、可能性のある予防法や薬を知るとんでもなくよい検査なのにさ。術後の今はあの頃の自分をアホかとおもう。

友達で6年前に自身の突然降りかかった遺伝性の両側乳がんを治療しながらカンファレンスなどにも積極的に参加し、NYの患者会までいって勉強し正しい情報を得てほしいと患者会を立ち上げてくれて私にも励ましてくれた子がいます。

彼女は言います。
「特に乳がんはいい薬がある。かならず個人にあった標準治療をやり遂げれば治る、前向きに、治療に対してやったるで!精神だよ!」と。

1人1人の状態に合わせて、
ネットではなく主治医がちゃんと物事の順序を教えて手引きしてくれます。

ネットを見てはぜんぶ自分に当てはまる最悪なパターンだと疑ってパニックになった私が、今は少し落ち着いたから絶対に癌を受け入れる時は来る。
でもそれは主治医にちゃんと向き合い、やったるぜ精神でいるからなんですよね。(というかね手術しても退院しても元気なんですからだ、めっちゃ元気なんです)



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