みんごさんと居飛車党さんとのVS 

 本記事では、TwitterのFFさんであるみんごさんと居飛車党さんとの対局を振り返ります。

みんごさんとの対局

 みんごさんは昨年まで、久米研のメンバーの一人でした。私生活が忙しく、退団されたが、ウォーズでは二段に昇段するなど実力のある方です。みんごさんとは、過去3回対局し、一応私が全勝していますが、どの将棋も難しい将棋でした。

 さて、本局は持ち時間10分切れたら秒読み30秒で行いました。みんご初段の先手で中飛車に構えてこられました。後手の私は三間飛車で対抗しました。みんごさんは玉を左に囲い、中飛車左穴熊を目指してこられました。

下の図は分岐点です。

 本譜は、△9六歩~△9七歩~△8五桂馬としましたが、良くありませんでした。この筋は、手筋本等によく載ってますが、四枚穴熊に対しては、効果が薄かったです。
 ソフト推奨手は、この局面で△7六歩でした。たしかに、大きな拠点になります。△7六歩以降は、▲8六銀△8四歩と銀を抑え込む方針で指せば、後手が分かりやすいです。
 本譜は、みんごさんの正確な受けに負け、143手で投了しました。

居飛車党さんとの対局

 居飛車党さんとは、過去2回対局して2連敗の相手です。居飛車党さんは、その名の通り居飛車党の方で、対ノーマル三間飛車には急戦で対抗してくる印象があります。
 さて、本局は先手の私が三間飛車に構えて、後手の居飛車党さんは△6三銀型の急戦で対抗してこられました。中盤で居飛車党さんの方に誤算があったみたいで、角得することができて、優勢になりました。下の図の局面で良い手順がありました。

 それは、▲5五飛車△同歩▲5四歩です。①△同金直なら▲6二と②△同金左なら▲6六桂馬といった感じで攻めていけば、綺麗に勝てたと思います。本譜は▲2五桂馬△同桂▲1五角△1一飛車とされて、形勢が難しくなりました。
 本局の終盤は、2転3転しましたが、なんとか勝つことができました。

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