見出し画像

令和4年11月12日の久米研究会

 今回の久米研究会は、ixeye二段(段位は将棋ウォーズのもの)と対局しました。久米研究会とは、私が主催でTwitterの仲間と定期的に81道場で対局する研究会です。この対局は、15分秒読み30秒で行いました。結果から言うと、219手で私の負けでした。何回も詰みを逃したので、しっかり反省していきます。

1.ixeye二段の印象と序盤の進行

 ixeye二段は、振り飛車党でノーマル振り飛車、角交換振り飛車、ゴキ中など振り飛車なら何でも指すタイプです。一方で、私も振り飛車党ですが、相手が居飛車ならほぼ100%三間飛車なので、その点が違います。
 さて、本局はixeye二段の先手となりました。初手から▲7六歩△3四歩▲6八飛△3五歩と進み戦型は相振り飛車になりました。

2.中盤のポイント

局面図①

 局面図①は中盤のポイントと言える局面です。便宜上、局面を反転させています。対局中は、私の作戦負けかと思ってましたが、ソフトで解析すると、後手の私が良いそうです。
 局面図①から本譜は、△2六歩▲同歩△2七歩▲2一飛としました。これでも悪くはありませんが、△3五歩と合わせるのが分かりやすかったです。

以下の手順 ↓

(1)▲3五同歩なら、△2六歩▲同歩△3五銀とすると、攻めが好調に進みます。△3五銀以下一例を挙げると、▲2七銀△3七歩▲同桂△同桂成▲同金△4五桂です。
(2)▲6八金なら、△2六歩▲同歩△同飛▲2七銀△2一飛▲2六歩△8七角で優勢です。

対局中は、この手が見えていなかったので、いい勉強になりました。

3.詰み逃し その1

局面図②

  局面図②から△9八飛と打ってしまい、詰みを逃しました。正解手順は、△6八飛車▲8七玉△7六銀▲9六玉△9八飛成以下、2八の馬も居るので詰みです。

4.詰み逃し その2

局面図③

 局面図③から△8七金と打ってしまい、詰みを逃しました。正解手順は、△8六香▲8七歩△同香成▲同玉△7六金▲9六玉△8五銀▲9五玉(△同桂ならば、▲8六金以下詰み)△8六銀▲8四玉△8三以下詰みです。

5.詰み逃し その3

局面図④

 局面図④から、△8八角成としてしまい詰みを逃しました。正解手順は、△8八竜▲9六玉△9八竜▲9七香△同桂成▲同桂△8五銀までで詰みです。

6.最後に

 いかがでしたか?終盤が弱すぎて笑ったでしょ?
 秒読みとはいえ、私は終盤が弱すぎて話になりません。詰将棋を解く量を増やすなどして、もう少しマシな終盤が指せるように精進します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?