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2月 11日(日)

【 招きの御言葉 】
 そればかりでなく、苦難をも誇りとします。私たちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を産むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。
                  ローマの信徒への手紙5章3-5節

<今日の礼拝説教の中心聖句>
あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、
今見なくても信じており、言葉では言い尽くせない
すばらしい喜びに満ちあふれています。           
                                    ペトロの手紙一 1章8節


梅が咲き出しました

11日は5教会の講壇交換が4年ぶりにおこなわれました。今回熊取教会には岸和田教会と貝塚教会を牧されておられる吉本幸嗣牧師がお出で下さいました。濱田美惠子牧師は貝塚教会でのご奉仕でした。そのほかの教会でもお互いに説教者を交換しての礼拝が行われました。
コロナ禍が一段落して、久しぶりの講壇交換でしたので、礼拝後に吉本先生を囲んでの楽しい昼食と親睦の時が持たれました。
貝塚教会の最寄り駅が南海線ですので、電車とバスではかなり時間がかかります。阪和線と南海線の東西を結ぶ電車やバスの便が悪く、また乗り継ぎが限られていますので、自然と移動手段は車か自転車になります。そこで美惠子牧師は車で行くことにしました。前任の竹田先生は岸和田あたりまでは自転車で行かれたそうです。ちなみに吉本先生は阪和線を使われ、あとは徒歩でおいででした。
貝塚教会の礼拝に集まられる方々も、皆さん自転車で来られているようでした。
お互いに近隣の教会ではありますが、なかなか訪問出来ませんが、年に一度の礼拝の交流が再開され感謝でした。良い交わりの時となりました。


今年の復活祭(イースター)は3月31日(日)です。これは、復活日(イースター)が春分の後の最初の満月に一番近い日曜日をとしていることで毎年日にちが変わります。
そして今週の水曜日は「灰の水曜日」と呼ばれ、この日から日曜日を除いた40日間の受難節が始まります。この日からの40日間は主イエス・キリストが荒野で断食をしたことに由来します。主イエスの御受難を覚え、この期間を受難節(レント)と言います。悔い改めのしるしに頭か額に灰をかける式がおこなわれたことで「灰の水曜日」と言われています。
カトリック教会などでは、この期間を四旬節(40日間という意味)と呼びます。復活祭に洗礼を受ける志願者の準備期間として悔い改めをもって節制をします。
四旬節には節制のために肉断ちをする苦行が行われました。そこで教会とは別に、その前にカーニバル(謝肉祭)を行うということが広まったようです。現在はブラジルのリオのカーニバルが有名です。


受難節のろうそくは1本ずつ消していきます

2月も半ばになってまいりました。厳しい寒さがもうすこし続きます。けれども、あちらこちで、梅や桃の花が咲き出しました。春はもうすぐですね。今週も皆さまのご健康が守られますように。そして被災地の方々の復興が進みますようにと祈ります。

2月4日・礼拝説教要約
説教「キリストに結ばれた生き方」 濱田美惠子牧師
 コリントの信徒への手紙一 4章6-21節
 パウロは、迫害の危機のなかで福音を宣べ伝え、キリスト者とはキリストに結ばれてキリストの苦難を生きている者であると教えた。しかもコリントの教会はパウロが福音を通して生んだと言う。だから愛する自分の子を諭すために、彼らの中に高ぶりがあることをパウロは、はっきり指摘した。それは彼らに恥をかかせるためではなく、彼らを励ますために愛する子テモテをコリントの教会に送ったと語った。
 テモテによってパウロがすべての教会に教えている「キリストに結ばれた生き方」を思い起こさせたいと願った。パウロが教えるキリストに結ばれる生き方とは、キリストに倣って己の高ぶりを捨て、他を重んじる生き方である。
 

◇次週の主日礼拝◇
2月18日(日)午前10時15分
説教『除き去るべき悪』濱田美惠子牧師
聖書:コリントの信徒への手紙一 5章1-13節
讃美歌:29、57、361、317(1,6,7)、27
交読詩編92編1-7節