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わたし日本語教師なんです

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日本語教師としての悩みや気づきについて書いたnoteのまとめです。
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#仕事

中国の大学院生たちがスタバをやめてお白湯を飲むのを見て、日本語教師の仕事に不安を感じたお話

わたしのお仕事は日本語教師です。 でも、日本で日本語教師をしたことがないので、自分はきっと日本語教師としてはいびつな存在なのだろうと思います。今まで、担当した学習者はすべて中国人です。また使ったことがある教科書も「みんなの日本語」「まるごと」「いろどり」だけです。 2019年に日本語教育能力検定試験に準備不足のまま望み、当然不合格。それ以降は日本に帰ってませんので、受験もできてません。ただ、大学で日本語教育関連の授業を受け、教育実習も受けていますので、完全に無資格というわ

日本語教師は誰にでも始められる仕事だからこそ、極めたいと思ったお話し

今日、孔さんのnote は、わたしが書きたかった内容そのものでした。 わたしは日本語教師です。そして日本語教師だと名乗ると、大抵「日本人なら誰でもできる仕事ですよね」と言われます。 わたしは、今まで「誰でもは無理でしょうね」と答えていましたが、孔さんは正しく次のようにまとめておられます。 孔さんは、例えば飲食業にて就職することは容易だけど、その職業に求められる資質を磨いたり、発揮するのは非常に難しいと説明されています。 日本語教師もまったく同じです。 日本語を母語、