見出し画像

光る君へ18話。岐路での自然観察

俳優さんたちの演技に、今週も圧倒されっぱなしでした。視聴者をその時代や物語の中に引き込んでしまう力を持っています。何度見ても平安時代に行ったかのような気分にさせられます。当時の出来事が今まさに目の前で繰り広げられているような臨場感でした。


ヨタカ:宣孝がもってきた唐の酒

キョキョキョキョ

ヒヨドリ:道綱と実資「好きではないがな。全く好きではないが」

ツミ:一条天皇「道兼を関白といたす」

カラス:伊周のしのしと廊下を歩く

ツミ:へろへろ道兼

その転び方は痛いっ。たぶんカット的に少なくとも2〜3回は転んでると思うんです。顔から。うへえー。痛かったろうな…ミチカネ。

ヒヨドリ:道隆ファミリー「7日関白とは情けないな」

カラス:道長廊下でごろーん

トラツグミ:為時とまひろ「罪も無念も全て天に昇って消えますように」

ヒーヒーと聞こえるのはトラツグミ。このドラマでは「呪詛」を象徴する効果音として、もはやお馴染みです。安倍晴明とセットで登場が多いのですが、今回はまひろの後ろでヒーヒー。
そうです。覚えているでしょうか。まひろはかつて泣きながら「道兼を生涯呪う」と言っていたのです。まひろの呪詛。こえー。

なので「罪も無念も天に昇って…」と言ってましたけど、しっかり呪いは残っていましたよ。

ササゴイ:実資の来ない伊周晩餐会「ようこそ、おいでくださった」

グワっ

ヒヨドリ:実資「いよいよ伊周か。よろしくない流れであるな」

なんか鳥がいっぱい!:清少納言がまひろのおうちにお菓子持ってきた

ウグイス、ホオジロなどなどめっちゃ入り乱れております

カラス:まひろ「あの人、人気がないんだ」

ツミ:伊周「どけ、どけえ!」

激おこ伊周。「皇子をうめ、うめ!」とマタハラ。その後ろで鳴くのはツミでした。あっちの事件、こっちの事件。大忙しです。

キジバト:さわ「お別れですぅ」

アジサイ

おもむろにアジサイが出てきました。アジサイになにか意味があるのかな?と平安時代に読まれた歌を探したのですが、これと言ってありませんでした。というよりも、当時アジサイの花はさほど人気のなかった花だったそうです。あ、「人気がない」と言えば道長のことか。清少納言からも言われてましたしね!笑

ヒヨドリ:倫子親子の縁側したたか会議

?:道長がまひろのことを思い出している

ピョー!と1音。トラツグミっぽいけど、違う?よくわからないです。

ササゴイ、カエル:まひろと道長、あの廃屋で再開

こんなに野鳥を並べられてもわからんわって方へ

最後に宣伝です。
ボクの本「エナガの重さはワンコイン」では、これらの鳥たちのことを初心者の方でもわかりやすく紹介しています。日本国内では普通に見られる鳥を中心に紹介していますので、これを機会にちょっと覚えてみようかな〜って方にはぴったりの一冊です。
よろしければ弊ストアから注文いただければサインを入れてお送りします

まとめ

今回は、野鳥も黙る熱演シーンの数々だったので、全体的に鳥の少ない回でした。個人的にはアジサイが「ぷぷぷ」となりましたけど、もしかしたらもっと深い意味があるのかもしれませんね。なにかお気づきの点がありましたら、コメントなどで教えてください。

継続的な発信のため、あなたのご支援をお待ちしております。発信のための活動費に使わせていただきます。