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【日曜日のweb教室】自然界の最新トレンドと、アジサイの花びら問題について

明日から7月と言うことで、来月のweb教室の特典をお知らせしておきますね〜。
①毎週日曜日配信の自然界のトレンド情報
この記事のことです。こんな感じの話題を毎週お届けします。ボクなりの視点で最新のトレンドをお届けしますので、忙しくて自然を見る暇がなかったという方はこれを読んで、自然成分を補給していただけたらと思います。

②オンライン教室への参加(追加料金なし)

自然イラスト教室と、絵本を作るプロセスを体験してもらえます〜。一緒に体験してもらうのが一番ですが、ただ眺めるだけでもOKです。気楽にどうぞ。

③スマホ壁紙プレゼント
7月からスマホ壁紙シリーズを始めようと思います。マガジン購読者限定のオリジナル壁紙ですので使ってもらえると嬉しいです。


ネイチャースナップ

今週見られた「旬の自然」をお届けします。ここでトレンドをチェックしてくださいね〜!

ハスとスイレンの戦略の違い

こちらはハス

こちらはハスの葉が水を弾いている様子。この撥水技術は、とあるヨーグルトの蓋の内側に採用されているほどです。

同じような環境に咲く花でスイレンもありますが、こちらの葉はハスほど撥水しません。

こちらはスイレン

葉っぱは、植物にとって光合成のためにとても大切な装置です。泥汚れなどで葉を覆われてしまったら大変なので、ハスは撥水加工を施して水はもちろん泥汚れもつるん!と弾き飛ばすことにしました。

水面に浮いていてハスより泥汚れが深刻そうなスイレンは、意外にもハスほどの撥水性は見受けられません。「弾いても弾いても、すぐに汚れちゃうしさ。仕方ないよ」とでも言ってるかのようです。

すくすく成長中

アジサイの花の上で、小さな狩人が獲物を待ち構えていました。

昆虫は子どもの時代(幼虫)と、大人の時代(成虫)で姿がガラッと変わるものと、ほぼ同じような姿のものがいます。

例えばアゲハチョウであれば、幼虫はイモムシの姿をしていて食べるのは葉っぱです。そして成虫になると羽が生え空を飛び回り、食べるものは花の蜜です。同じ種類の生きものなのに幼虫と成虫で暮らしぶりがガラッと変わら裏ます。

一方、カマキリは幼虫の頃から、大人のカマキリとほぼ同じ姿形です。カマを持っていて獲物を捉えて大きくなっていきます。幼虫と成虫の大きな違いのひとつが「ハネの有無」です。

アゲハチョウも大人になるとハネが生えて飛べるようになるのと同じで、カマキリも大人になるとハネが生えてきます。これで、よき結婚相手を見つけることができるようになるのです。

また盗蜜か

クマバチのよく見られる光景、それが「盗蜜」です。

クマバチは、花びらの上に馬乗りになって根元をかじり、蜜をいただきます。体が大きく、長い口を持っていないクマバチにとって、ストローが必要なタイプの花から蜜を取るには、横からかじりつくしか方法がないのでしょう。しかし、花にとっては迷惑な行為ですね。

と言っても、クマバチの愛嬌ボディで、そんなずる賢さも許せてしまうそんな魅力を持っているように思います。

ヤマボウシやアジサイに関する「で?」に答えます

もしかすると、あなたもこんなことを言われた経験があるのではないでしょうか?

「アジサイの花が咲いてるね」と言ったところ
「あれは花じゃないよ、がくだよ」と言われた
(なにそれ?)というツッコミ。

たしかにそれは「正しい」のですが、「で?」と感じることは否めません。笑

なので、今回は言う側も、言われる側も、両者の気持ちがよーくわかるボクの力の限りを尽くして、その「で?」にお答えしたいと思います!

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