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光る君へ7話 どんどんマニアックになってきました

ストーリーが面白くて、もう、どハマり確定。自然観察の方も、どんどんと奥深いところへ誘われております。NHKの豊富な自然音源を大放出といった感じ。


このページの構成
[雰囲気音]or[演出効果音]+鳥の名前:シーン鳴き声
セリフ
[感想]

雰囲気音とは、シーンのリアルさを演出するための音。川にはせせらぎ音、海には波の音と同じようなもの。
演出効果音は、それとは別で意図して入れている音。こちらを解き明かすことに重きを置きたいと思います。

[雰囲気音]カジカガエル:まひろが佇んでいる

フィフィフィフィ

まひろ:(私は道長様から遠ざからねばならない)

現代だとカジカガエルの声を聞くにも聞けない。かなりのレアサウンド。清流にすむカエルで、見た目の特徴はあまりないのですが、鳴き声はとても美しいです。ボクは、川遊び中に見つけたことあるので、それがプチ自慢。
それにしてもマニアックだな〜。気づかない人の方が多いですよ。これは。

[雰囲気音]ヨタカ:盗賊たちがまた盗み中

キョキョキョキョ

村人:おてんとさまのおめぐみだ〜!

めちゃ小さい音でしたけど、ヘッドホンだと聞こえます

[雰囲気音]セミ:晴明と兼家のバチバチ

兼家:女御様のお命まで奪えとは言っておらぬ

クマゼミかなあ?あと何か鳥が鳴いてますね。チッチッチって聞こえるけどなんだろう?トラツグミの地鳴きだったりして。

[演出効果音]トラツグミとフクロウ:兼家の恐ろしい夢

ヒーヒーがトラツグミ。ユースケ晴明の呪詛が跳ね返ってきた?それとも直にやられてるのかな?
ホロッホホッホがフクロウ。これは、寧子によるサブリミナル?笑「みちつな、みちつな」

[雰囲気音]ミンミンゼミ:散楽練習

直秀:猿だって木から落ちるんだ

[雰囲気音]ツクツクボウシとミンミン:まひろ演出の散楽2回目

おや?セミ3種類目?ツクツクボウシってことは8月も半ばすぎ。もしかするとセミの鳴き声で時間の流れを表現しているのかもしれませんね。

[雰囲気音]モズ:気分がぐったり花山天皇

ギチギチギチ

モズが鳴くってことは、何か企てがあるのかな?と思ったけど特に裏もなさそう。むしろ秋が来たことの意味なのかも?トンボは鳴かないから音でお知らせできないし。そう考えると秋の音ってモズぐらいしかいないのかもしれませんね。

[演出効果音]ツミ:黒いおじさんたちの「先例ない」

キィキィキィ

何か企みの時に登場するツミ。義懐の悪だくみだからかな?

[雰囲気音]キジバト:くどいと言われる実資

デーデッポポ

[雰囲気音]コオロギ、スズムシ:道隆と道兼の語らい

後ろにススキが飾ってありますね。やっぱり秋なんですね。

[雰囲気音]ヒヨドリ:F4たちがツボに矢を投げるゲーム中

このゲーム、ちょっと楽しそう。

[雰囲気音]ヒヨドリ:道長と手を繋いで逃げてきた

ヒヨドリがメインだけど、シジュウカラとかいろいろ混じってます

[演出効果音]ヤマガラ?:為時が兼家に間者を辞めさせてもらう

チッチッチッと絶え間なく(むしろうるさめに)聞こえてくるんですが、いまいち決め手に欠けるので悩みました。たまにニーニーと聞こえるのでヤマガラかもしれません。
ヤマガラは、1話に登場しました。まひろがお母さんと一緒に飼っていた思い出の鳥です。お母さんが近くに来ていたのかな?と思いました。
間者を辞めたいと言う為時に反対ならもっとわかりやすい警戒音(ニーニーニー!)だろうし、歓迎の意味だったらさえずるだろうし。わかりにくい地鳴きだったのは「(いろいろ思うことはあるけど)父の判断なら」と言っていたまひろと同じく、ちやはもそんな思いだったのかも?

[雰囲気音]カラス:打球の準備中

[雰囲気音]トビ:打球会場

ピーヒョロロ

現代の草野球会場みたいな川原の広場で開催なんですかね?なんか、そんな感じの音です。

[雰囲気音]モズ:まひろが家で悩んでいる

[雰囲気音]ヒヨドリ:打球会場にまひろ到着

こんなに野鳥を並べられてもわからんわって方へ

最後に宣伝です。
ボクの本「エナガの重さはワンコイン」では、これらの鳥たちのことを初心者の方でもわかりやすく紹介しています。日本国内では普通に見られる鳥を中心に紹介していますので、これを機会にちょっと覚えてみようかな〜って方にはぴったりの一冊です。
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まとめ

「毎回違う声を出すつもりかも?」と薄々思っていましたが、ついに鳥ではなくカエルが登場しました。NHKがふんだんに持っている自然音アーカイブを余すことなく使ってくる作戦だと確信しました。受けて立とうではありませんか!

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