光る君へ28話 一帝二后を自然観察
はい!戻ってきましたね!鳥たちが!!
気づきました?鳥の数としてはそんなに増えてないのですが、たぶん鳥の声担当の人が戻ってきたと思います。要所要所への入れ方が初期の頃に戻りました。例えば行成&道長のシーンにはサシバ。一条天皇にはツミ。そういった統一感が戻ってきたのです。うれしい。こうでなきゃ!
では、自然観察の結果です
ヒヨドリ:まひろおむつ交換
ツミ:一条天皇に問われて何も言えねえ行成
サシバ:道長に板挟みの行成
ピックイーとしきりにないていたのがサシバです。ややしつこいくらいに鳴いていたので、平安時代になにか言われでもあるのか?と調べてみましたが、特に見つかりませんでした。
メジロなど:子のことを熟知している倫子
ヒヨドリ:赤染衛門の家庭教師
ツミ:彰子のもとに一条天皇がお渡り
そうそう。そういうこと。帝が出るときはツミだよね〜。
最近ちょっと違った鳥が鳴いていたので、聞いてるこちらからすると面白くなかったのですよ。なんか、音源リストからテキトーに貼り付けた感じがして。
サシバ:行成グッジョブ
ヒヨドリ:日記を黒塗り
ツグミ:行成の論理的説得力
今までくちをつぐんでいた行成が、かなりの説得力でした。グッジョブ。
?:実資も何も言わない
ウグイスなど:宣孝の名前発表
カタコ?って顔をした時にケキョケキョケキョーがマッチしてましたね。
あとホオジロなども混じってました
サシバ:宣孝、道長にご報告
おや。またサシバ?
行成の心情を表すのではなく道長のお疲れ具合がサシバなのでしょうか?
センダイムシクイ:一条天皇、子を抱っこ
チヨチヨジー
ササゴイ:一条天皇、妃を2人にすること許せ
ミンミンゼミ:明子と子ら。蒙求そらんじる
ツクツクボウシ混じり、カラス混じり
トラツグミ:倫子vs明子
ひゃー!しびれる〜。ここでトラツグミなんて、サイコーすぎる!
だって明子は呪詛実績は兼家の時にあるし、倫子もなんかそのあたりの「念」の強さはすごいし、こりゃあトラツグミ呼んできちゃうよね〜。
あ、ご説明しておきます。かつて「ぬえ」という妖怪がいたと恐れられていて、その声がトラツグミの声だったと言われているのです。そのくらいちょっと不気味な鳴き声なのです。
コオロギ:道長復活
ヒヨドリ:道長ご帰宅
ツグミ:定子は3人目懐妊
クロツグミ:定子、お菓子の敷紙で文
雅なシーンにはクロツグミっすね
こんなに野鳥を並べられてもわからんわって方へ
最後に宣伝です。
ボクの本「エナガの重さはワンコイン」では、これらの鳥たちのことを初心者の方でもわかりやすく紹介しています。日本国内では普通に見られる鳥を中心に紹介していますので、これを機会にちょっと覚えてみようかな〜って方にはぴったりの一冊です。
よろしければ弊ストアから注文いただければサインを入れてお送りします
まとめ
まひろが越中に行った頃から減ったり、登場の仕方が迷走していた「鳥たち」ですが、ここにきて大復活!ボクとしては倫子vs明子のシーンにトラツグミ鳴かせてくれたことに大興奮でした。
あれはね、モズじゃないです。トラツグミじゃないと。うん。名シーン!
継続的な発信のため、あなたのご支援をお待ちしております。発信のための活動費に使わせていただきます。