【日曜日のweb教室】今週の自然トレンドと、木の幹がネジれる理由
毎週日曜日更新のweb教室は2部構成です。前半は自然界のトレンド情報「ネイチャースナップ」と、後半は週替わりの自然に関する話題をお届けしています。
ネイチャースナップ
今が旬の自然の姿をお届けするコーナーです。毎日忙しくてなかなか自然との触れ合えなかった〜という方は、ここで追いついてくださいね。今の自然界はこんな感じです。
カマキリによく出会います
草むらで獲物を狙うハンター、カマキリ。よく観察してみると、緑色と茶色の2パターンいることに気づきます。
例えばオオカマキリは、緑色の個体と、茶色の個体はほぼ半々だそうです。一方、ハラビロカマキリは、ほとんどが緑色です。
そしてコカマキリは、茶色の個体がほとんどです。
なぜ、このような色の違いがあるのでしょうか? それは、彼らの住んでいる場所と関係があるのかもしれません。
地面近くで生活するコカマキリにとって、茶色の体は枯れ葉や土に溶け込むための色。木の枝や葉の上で生活することが多いハラビロカマキリは、緑色の体をしている方が、鳥などの天敵に見つかりにくいのかもしれません。
フレッシュなギンナン
そこはかとなく漂う、あの香り。秋の深まりを感じさせるギンナンの匂いです。ふと見上げるとイチョウの木に、たくさんのギンナンの実がなっていました。
そういえば最近、街中でギンナンを見かけることが少なくなったように思います。かつては、秋になると、道のあちこちにギンナンが落ちていました。うっかり踏みつけようものなら、ツルリと滑って転んでしまいそうになるほど、あたり一面に広がっていたものです。それが今では、だいぶ減ったように思います。
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