草野球における外野が本職の選手不足を考える

お茶濁し記事です。
全てが私の推測と妄想に基づいているので、あまり本気にせず読んでください。

草野球を始めて3シーズン目になる私ですが、本職はどこだと聞かれたら外野手と答えています。
まあ必要があればバッテリー含めどこでもやるんですが、単に外野(特にセンターかライト)が一番得意というだけでして。
小学校~高校の半分くらいを外野手として過ごしたので、経験という意味ではそれなりにあるのかなと思います。
現在所属している2チームのうち、大会にも積極的に参加しているほうのチームでは、外野手でしか起用されていないため、まあ上の方の競技レベルで通用するのは外野守備だけということでしょう。
(たまには他もやりたくなる人)

さて。
タイトルの件ですが、これは実際に所属チームや、知り合いのチームの実情を見聞きした結果の感想です。
例えば、私が所属している2チームのうち、
1チーム(経験者・未経験者混合)では、野球経験者のうち学生時代から外野手を本職とし、現在も外野メインの選手は2名。
もう1チーム(経験者のみで構成)に至っては1名のみ(私です)。
じゃあ他の外野手はどうしているのかというと、外野以外が本職の選手に日替わりで外野(主に両翼)を守ってもらったり、未経験者の練習としてレフト・ライトを守ってもらったり。
未経験者の起用についてはさておき、大会にも出るようなよそのチームでさえ、外野手3名を本職で揃えることができるチームはあまり多くないようです。

じゃあ、なんでこんなことになっているんでしょうか、と考えてみましたが。
結論から述べると、
「高校野球以上の経験者で、引退後も草野球を続けるような人は、大半が投手・捕手・内野手である」
という推測を立てました。

例えば高校の野球部。
それなり以上のレベルの学校であれば、外野手3枚をしっかり固められるかとは思いますが、
それほどでもない学校だと、センターはさておき、必然的に守備機会の多くなる内野に守備力の高い選手を置くため、両翼は若干守備に難のある選手が入ったり、2番手以降の投手が入ったりすることが多いのではないかと。
それか、下級生が両翼に入り、上級生が引退したらセンターに回る、というケースもままあるでしょう。
となると、高校卒業後も草野球をそれなりのレベル以上でやるような選手は、大半が投手・捕手・内野手、という先程の仮説をある程度立証できます。
その中でも、特にセカンド・サード・ショートはかなり数が多い印象です。

で、外野手はというと、
本職がセンターだった選手は、そのまま草野球でも外野手を続けるケースが比較的多いのではないかと思いますが、レフト・ライトだった選手は、「外野は守備範囲が広くて疲れるからサードかファーストやりたい……前は内野だったし」となる流れをわりと目にします。
そうすると、前述のような「元々本職が外野で、草野球でも外野手」という選手は、大半がセンター出身ということになります。
これでは外野手が不足するというか、内野手が飽和する流れになるのも仕方ありません。
チームによっては、センターをちゃんと守った経験のある選手が一人もいない、なんて状況もあるのではないでしょうか。

そんな中でも、強いチームは強いですし、もちろん外野守備もしっかりしています。
なんででしょうね。

これも経験論と憶測なんですが、
セカンド・ショートをやっていた人は、わりとすぐ外野も上手くなる人が多い気がします。
MLBでも二遊間と外野を兼任する選手(ベッツ、タティスJr.など)がそここいるのも、そういうことじゃないでしょうか。
で、ファースト・サードをやっていた人でも、レフト・ライトであれば比較的順応しやすいのではないかと。
これは打球の角度の問題なんじゃないですかね。
それに、一般的には外→内より内→外のコンバートのほうが難易度が圧倒的に低いといわれていますし。
まあ、どちらであっても、内野は上手いのに外野は壊滅的、なんて人もいますが……。
で、投手にしても、そもそもの身体能力が高い選手が多く集まるので、どのポジションをやらせても上手い、みたいなことになるんでしょう。
捕手からのコンバートはよくわかりません。
私は高校まではブルペン捕手しか経験が無く、草野球になってから試合で捕手をやりはじめたので……。

そんなこんなで、最終的にはコンバート論に片足を突っ込みましたが、何が言いたいかというと、外野はやってみると楽しいので、他のポジションの人もみんな試しにチャレンジしてみてね、ってことです。
私もたまに外野以外もやりたいので(2回目)。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?