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『文字のフィットネス』番外編 〜このコロナ禍の片隅で〜

くまスポ代表の前田です。
季節はもう9月。
とても暑かった今年の夏ですが、ようやくここ数日は秋の涼しさを感じるようになってきました。

食欲の秋、そして運動の秋の到来です!

今年は、新型コロナウィルス感染拡大という、未曾有の出来事が発生しました。
2020年に年が変わり、数か月経った頃には卒業式や入学式など、様々な行事が取りやめになってしまいました。
これまで当然あるはずだったものがなくなる違和感に直面しました。
私達運動指導者も、フィットネスクラブやジムなどでの感染拡大への懸念から、正直、少々つらい期間を過ごしました。

そして何より、私達がブラウン管を通してよく知っている方々をはじめ、多くの方々の訃報を聞くことになりました。
謹んで、お悔やみ申し上げます。

同時に、感染のリスクと隣り合わせの「最前線」と呼べる状況下で勤務されている医療従事者の皆様へは、心からの敬意をお伝えしたいです。
第二波と言われる7月位からの再流行も少し落ち着きを見せ始めておりますが、日々の献身、本当にありがとうございます。


感染拡大防止への様々な取り組みに伴う経済活動の面での停滞は、ウィルスへの感染と発症そのものの脅威以上に、今後大きな影響が出てくるものと思われます。
その様な中、私達の生活も新しいスタンダードへの適応が求められるようになりました。

ダーウィンが『種の起源』の中で、
強いものが生き残るのではなく、環境の変化に適応できるものが種として生き残る
と唱えています。

リモートの導入、人間同士の距離感…。
現在40代後半の小生からすると、なんとも味気ない、寂しい世の中になっていってしまいそうな気もしますが、今回の様々な環境変化によって、ヒトという種そのものの革新が求められているのかな…、なんて考えています。
もと通りに戻すべき部分もあれば、この期間に生まれた新しい価値観や効率化などによって、私達がより心身ともに豊かに生きていける基盤が築かれるなら、素晴らしい事だと考えます。


運動指導に従事する者として、この状況下で出来る事。使命。
それは、前述の環境変化への適応やこのコロナ禍からの復活も含め、全ての人間の活動のベースとなる「健康」を追求し、健康への取り組みを訴求していく事であると考えています。

いくら環境が移り変わっても、私達の身体の仕組みが大きく変わる事はありません。
変わっていくのは思考の部分であり、身体自体は変わらない。
ただ、身体の仕組みは変わらないまでも、身体の不具合により思考に悪影響が出る事はよくある事です。
これはコロナ禍に関係なく、起こりえます。
逆も然り。
身体の調子が整ったり、理想の体型に少しでも近づくことにより、心が少し軽くな利、前向きになる。
ビジネスパーソンの場合、思考がクリアになったり整理できたりする。

フィジカルとメンタルが相互に影響しあう事は、私達が思っている以上に起こり得ます。
その中でもフィジカルの変化によって後発的に起こるメンタルの影響は、私達の人生を変えてしまう程のパワーを持っていると思います。


運動指導者としての私が、また、私が妻と運営する「くまスポ」が出来る事は、心身共に健康に生きていくサポートであり、人間活動のベースとなる「健康」のさらにそのベースとなる「運動、栄養、休養」をサポートする事です。

身体的な健康、その向こう側にある、健康な心。

フィットネスの向こう側にある、それぞれの幸せ。


環境の変化にしなやかに適応する皆様の心身の『健康づくり』に寄与できるよう、私達「くまスポ」は、より一層努力してまいります。


季節はもう9月。
とても暑かった今年の夏もおわり、食欲の秋、そして運動の秋の到来です!

気持ちよく汗をかき、美味しい旬の食材を楽しみ、エアコンなしで心地よく眠る。

このコロナ禍の片隅で、しなやかに、たくましく、美しい日々を過ごしていきましょう。


くまスポ代表
前田くにひさ

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