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愛川町新型コロナウィルス感染症対策事業第2弾

7月21日(火)、愛川町役場で緊急記者会見が行われました。

22日の臨時町議会を経で可決された

愛川町新型コロナウィルス感染症対策第2弾です。

6月に行われた第1弾に関してはこちら

今回は第2弾。

前回が2億4500万で、今回が2億6558万9千円。

総額で5億円を超える規模となります。

前回と違い今回は「地方創生臨時交付金」などが活用されます。

前回は愛川町が身銭を切って(まさに町長や町議の皆さんはそうでした)

今回は国からお金を借りて実行されるということです

となると、愛川町独自での政府支援のない同規模の「3弾目」の発動は厳しいでしょうね。
(現状を見るに、政府が支援を再発動する場合も大いにありますが)

先だって愛川町の方から電話をいただき
「今回も愛川町がいろいろやってくれるから助かっている」
と言われました。(話のついでですのでこれが主題の話ではありません)
ですが、話していくといつくか「フラッグシップ」的な事柄が浸透しているだけで、ちょっと小さな「いい味出してる脇役」は伝わっていないようです。
こういう事柄は伝わって、利用してもらって初めて効果が出たということです。

ですので

内容を見ていきましょう。

お手元に配られていいる愛川町からのチラシをご覧ください。

画像1

これ「坂本」かなと思ったら、「箕輪耕地」の写真なんだね。
あいちゃんが飛んでいます。どうやってとったんだ?(笑)

画像2

ココでは字が小さいですので
説明をば

<インフルエンザ予防接種費用を助成します>
 冬季になってインフルエンザが流行すると、新型コロナウイルス感染症と症状が似ているため、医療現場などが混乱する恐れがあります。これを防ぐため、新たに中学生から64歳までの方を対象に、インフルエンザ予防接種費用の一部を助成します。
お問い合わせは、愛川町役場 健康推進課 健康づくり班☎046(285)6970

コロナとインフルエンザ。少しでも医療現場の混乱を避けるために
インフルエンザをつぶしておく。今回の助成で、愛川町は全世代がインフルエンザの助成を受けることとなります。

<妊婦の方へ特別給付金を支給します>
 令和2年4月28日~ 7月31日の間に妊娠していた町民の方へ特別給付金を支給します。詳しくは、8月上旬に町ホームページでお知らせします。
お問い合わせは、愛川町役場 健康推進課 母子保健班☎046(285)6970

国の政策・10万円の特別給付金の盲点。
現在、お母さんのおなかの中にいて、これから生まれてくるあかちゃんたちは対象外。そこで町独自に特別給付金をだします。
これはいくつかの自治体の行っていますが、国がなんであかちゃんを対象外にしているのか疑問です。

<児童施設や愛川聖苑に感染拡大防止のための環境を整備します>
 町立保育園や放課後児童クラブなどでの感染を防止するため、空気清浄機や衛生用品の整備を行います。また、皆さんに安心して愛川聖苑をご利用いただけるよう、空気清浄機や飛沫を防止するための機器を設置します。
お問い合わせは、
愛川町役場 子育て支援課 子ども保育班 ☎046(285)6932
 生涯学習課 青少年教育班☎046(285)6959
      愛川聖苑☎046(285)9411
<避難所用の防災備品を拡充します>
 避難所でのソーシャルディスタンスの確保や、プライバシーの保護を図るため、防災用マルチテントや冷風機などの防災備品を拡充します。
お問い合わせは、愛川町役場 危機管理室 危機管理班 ☎046(285)7003
<学校再開に伴う感染拡大防止のための環境を整備します>
 小中学校に大型扇風機や冷風機、衛生用品などを整備するほか、9月から開始予定の「温かい中学校給食」を踏まえ、回転式の水道蛇口を、接触の少ないレバー式に交換します。
お問い合わせは、愛川町役場 教育総務課 学校教育班 ☎046(285)6957

設備面です。愛川聖苑や児童施設、学校と、どうしても3密が避けにくい大勢が集まる場所へ、コロナ対策の設備を整備する。
避難所の防災備品も避難所内の3密を回避させる設備の投入です。
小学校の蛇口を回転式からレバー式に変えるのも徹底してますな

小中学生がんばれ!応援事業
 長期にわたる臨時休校の影響でさまざまな制約を受けた小中学生の支援を行うため、3,000円分のクオカードを配布します。
お問い合わせは、愛川町役場 教育総務課 庶務施設班 ☎046(285)6957
小中学生へ「ス COOL(クール)マスク」を配布します
学校生活を安全に楽しく過ごしてもらうため、洗濯が可能な夏用の布マスクを1人2枚ずつ配布します。配布するマスクは、「糸の町・愛川」の伝統を生かした町内産です。
お問い合わせは、愛川町役場 教育総務課 庶務施設班 ☎046(285)6957

前回は花を送りますが、今回は愛川町の小学生と中学生に3000円分のクオカードとマスクを送ります。マスクは愛川町オリジナルマスクですので自慢になりそうですね。
ただ、これてって対象が「愛川町<在住>の小中学生」です。
「愛川町<在学>の小中学生」ではありません。
つまり、愛川町町外の学校に通う子達にも3000円分のクオカードとマスクが与えられます。小学生はまだしも、中学生は町外という子も多そうです。
これらは「学校を経由して渡される」というところも、町外の学校の場合はそのルートがどうなるのかちょっと心配です。
いきなり職員室に呼ばれて、マスクとクオカードをもらっていたら、それを周りがみたら、それがすんなりと愛川町の自慢となればいいですが。

感染症情報をお知らせする電光掲示板を設置します
 「新しい生活様式」や、感染症に関する情報などをお知らせするための電光掲示板を、役場庁舎前に設置します。
お問い合わせは、愛川町役場 管財契約課 管財班 ☎046(285)6926

これはよく思いついたな~。
ただ、どれだけ速効性があるのか疑問ですが。
町のスタンスを示すにはいいサインになるかも

河川啓発パトロールを実施します
 河川への遊客が増える時期を迎える中、「新しい生活様式」を踏まえたマナーや、ごみの持ち帰りなどを啓発する河川パトロールを実施します。
お問い合わせは、愛川町役場 環境課 環境対策班 ☎046(285)6947

これは大事。
コロナ渦で河川敷に人があふれ、愛川町が思わぬ形で有名になった案件。
ここは油断してほしくないな
コロナ云々でなく、河川美化の観点から。

地域公共交通を支援します
 路線バスやタクシーといった事業者は、新型コロナウイルス感染症への対策を実施しながら運行し、公共交通の維持に努めています。そうした事業者の皆さんへ、消毒や飛沫防止措置などに要する経費の一部として、交付金を支給します。
 また、春日台バス折り返し場に設置されている老朽化したトイレを更新する費用の一部を助成します。
お問い合わせは、愛川町役場 企画政策課 企画政策班 ☎046(285)6924

交通が弱い愛川町としては、公共交通機関がコロナで運行中止になると痛い。これは早急に押さえとく内容です。対象会社数も少ないし。
トイレの更新は「ついで」だろうね

食品衛生協会へ衛生用品購入費を交付します
 新型コロナウイルス感染症の影響が著しい飲食店などの感染拡大対策を支援するため、町食品衛生協会へ、会員配布用の衛生用品購入費を交付します。
お問い合わせは、愛川町役場 健康推進課 健康づくり班☎046(285)6970
就労継続支援B型事業所(障がい者通所施設)を応援します
 新型コロナウイルス感染症の影響により、一般企業からの受注量(生産活動収入)が減少した町内の就労継続支援 B 型事業所へ、利用者の工賃維持のための支援金として、10万円を助成します。
お問い合わせは、愛川町役場 福祉支援課 障害福祉班 ☎046(285)6928

中小企業・個人事業者支援金を増額しました
申請件数が当初の見込みを超えたため予算を増額し、受給できる事業者数を増やしました。申請期限は8月31日(月)です。まだ申請していない方は、早めの申請をお願いします。
お問い合わせは、
愛川町中小企業・個人事業者支援金専用ダイヤル☎046(281)9994

まだまだ飲食店を中心に、通常とは程遠い業種が多いです。
こういった業種に素早く幅広く強力に支援を押し込めるか。
ここが評価の分かれ目です。

とういう観点からですが

「あいかわ景気盛リアゲ券」を全世帯へ配布します
飲食店や小売店などを応援するため、町内の店舗で使える1人当たり3,000円分の商品券「あいかわ景気盛リアゲ券」を、全町民の皆さんに配布します。
また、「あいかわ景気盛リアゲ券」を使用できる店舗を募集しています。登録料・換金手数料は無料ですので、ぜひご登録ください。
お問い合わせは、愛川町役場 商工観光課 商工労政班 ☎046(285)6948

今回の目玉ですね
全員配布の商品券。小中学生は先出のクオカードと商品券で6000円をゲットできます。

ちょっとこれがどうかな。
「景気刺激」「消費奨励」といことで考えますと。
「商品券」は使う側としてはうれしいです。
「商品券」は使われる側としてはどうなのか。

書いてある通り商品券を使われる側は「事前の登録」が必要ですし、
最終的には「商品券の換金」も必要となります。そこが無料としても、人力はかかります。

相模原市や町田市が取り入れている、最終的なところは商品券の換金などが必要ない「キャッシュバック」の方が店舗やへの負担が少ないような。
商品券は「もらった感」はすごいありますが、どれだけ項目が店舗にプラスになるのか。
今回は店舗への支援の意味合いも強く持っているものだと思います。

コロナ対策で一番の核となるのは「相手を思いやる事」です。
それはマスクや距離をとってコロナをうつさない・うつらないこと。
苦しんでいる店舗にどれだけ力になれるのか。
細かいことであれども、それができるかどうかが、コロナとの戦いです。


▶過去の愛川町日記はこちら↓


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