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まるで憑きものが落ちたように

「最近変わったよね。憑きものが落ちたようだね」

ごく親しい人から立て続けにそう言われた。具体的には姉と親友だ。

申し合わせたように「憑きものが落ちたよう」という表現なのがちょっとびっくりだ。

というか私って、今まで何か「憑きもの」がついてたん??

これって本人にはわからないことで、そばにいる人がよくわかる、という類いのものだろう。

ちょっとショックだけど、まあ、深く追求しないことにして、要は「とても健康的になった」ということだと思う。それもわずか1ヶ月の間にだ。そしてそれは自分でも自覚があって、我ながらなんだか「別人」のような考え方と行動をするようになったなあと思っているのだ。

何が私を変えたのか。

簡単なことだ。睡眠と、運動と、食事を変えた。それもハンパなく変えた。そしてそのデータをスマートウオッチとアプリで管理している。

特に一番効果的と思われるのは、1日1万歩以上歩いていることだと思う。

新年明けてすぐの1月4日からスタート。1万歩どころか平均14000歩を歩いている。こうやってグラフにすると相当な運動量だということがわかる。

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なんと1ヶ月で42万歩も歩いているのだ。まさにチリも積もれば。。。である。

このことを友人に話すと、

「え?歩くって外歩くの??」と驚かれる。

私が住む福島は、今年は特に寒くて、昼間でも零下の日が珍しくない。雪も降るし、道に積もっていたりする。とてもじゃないけど「楽しくウォーキング」する環境ではなく、「一年中で一番ウォーキングにはつらい季節」なのである。

では1日1万歩オーバーを一日のうちの、いつ、どこで「稼いで」いるのか。

答えは、早朝、「24時間フィットネスジム」である。

朝7時前に家を出て、歩いて20分、片道2500歩のジムに行き、トレッドミルで5000歩を歩く。往復5000歩、ジムで5000歩。家に帰る頃にHUAWEI Watchの「1万歩達成」の音を聞き、8時半には帰宅。9時から仕事という生活習慣をつけてしまったのである。朝のうちに1万歩を稼いでおけば、あとは一日の活動でなるべく歩くようにすれば多い時で16000歩ぐらいにはなるのだ。

最初は朝、あまりにも寒いので往復クルマを使っていたが、そうするとトレッドミルで1万歩を歩かなければならない。これは結構キツい。スマホを持ち込んでYouTubeやNewsPicksを視聴しているのだが、1時間はさすがに飽きてしまう。

ということで、往復を歩くというハイブリッド型に変えたらこれが非常に快適。朝の寒さはユニクロのオーバーパンツなど厚着で完全防備すればなんとかいけることがわかった。寒いのは最初だけでやがて汗ばむほどになるのだ。

寒いのが人一倍苦手な私が、早朝に外を歩くなんて、ちょっと前までは考えられなかった。

なぜこれが1ヶ月も続いているかというと、やはり身体に変化があるからだ。2ヶ月前から体重計とHUAWEI Watchを連携させて毎日計測しているのだが、明らかに歩きが少ないときには体重も増えていたりするのだ。

この年齢になると、なかなか体重は減らない。食事制限もいろいろやってみたが、まるで「壁」があるかのようだ。

でも、一定以上歩くことで、少しづつだけれど確実に体重も体脂肪も減っている。それをアプリで可視化できるのが楽しい。

貯金が好きな人が通帳を見て夢膨らませるのと同じで、時々アプリの体重変化を見ながら「ウシシ」とにやけているのである。

「歩く」というのは人間にとって基本的な活動だ。人間を人間たらしめる機能と言ってもいい。その「歩く」をこれまでずいぶん軽視してきてしまった。そのツケとして「おでぶ」になり、病気にもなったのだ。反省もこめて、せっかくついた良き習慣をキープしていこうと思う。

さて、「憑きものが落ちた」のは運動だけではない。きっと食事も関係している。

その話は次回。






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