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社会人になって初めて置いてけぼりをくらった話

noteを始めて1週間経ちました。
ド素人のnoteですが、読んでくださる方がいると実感できて素直に嬉しいです。
それと共に、頭の中でモヤっと考えていたことが言語化されるって、意外と気持ち良い、ということに気付きました。

今日こそ社会人なりたて(と言っても1~3年目)の頃の話をします。

効率の良さを考えた1年目

私は入社時、タイピングがギリギリできるレベルだったので、フォトショもイラレもHTMLという言葉さえ知らなかったです。
研修で一通り触れてみましたが、そこでつくづく感じました。

センスがない。

正直、悲しかったです。
もともと、写真の切り貼りとかコラージュとかは大好きで、細かい作業も好きだったので、友達の誕生日カードとか卒業アルバムとかはほとんど作っていたし、喜ばれてきました。
その感覚がすごく好きだったので、それを仕事に生かしたい!て思ってましたが、全然通用しませんでした。

幸いなことに私は進行管理がメインの担当になったため、研修の苦手分野には一切触れることなく、どちらかというと、「いかに効率よく」「いかにわかりやすく」が求められる環境で過ごしてきました。そのため、最初の1年は、”効率よい仕事=仕事の上達”、というモチベーションを自分の中で持つことができました。

置いてけぼりを食らった私

そんな感じで目の前のことだけを見て1~2年が過ぎました。
「要領よく仕事をこなす、人前に出しても恥ずかしくない社会人」になれたという成長感がありました。デザインが描けずとも、アイデアが生み出せずとも、大丈夫、と思っていました。
しかし、ふと周りを見たら、同じ職種でも同年あるいは年下の活躍を知ったり、できる後輩が入社してきたり。
急に「このままでいいのか自分」という恐怖がやってきました。

別に毎日暇していたわけでもないのですが、周りに比べて知識もない、経験も浅い、自信もない。
私はそこで初めて、周りに置いて行かれる、という経験をしました。
先日も書いたように、学生時代はそんなこともなく、目の前のことをしていれば全体の上位にいられたのです。
社会はそうではない、ということを痛感しました。

とりあえず、WEBディレクターになるための知識、考え方を業務内で得ていきたい、と思いましたが、進行管理担当者として信頼を得ている今、他の業務はなかなかもらえず、その一方で私も業務時間外で勉強しよう、というほどの意志を持てませんでした。
とってもクズなんですが、早く周りに追いつきたい、という気持ちと、業務外は働きたくない、という両方の気持ちで全く動けずにいました。

初めての転職

そこで、強制的に動かないとダメだ、と思い、転職活動を始めました。
WEBディレクターとして、第2新卒で、ガッツ重視で受け入れてくれる会社を探しました。
ただ、意志が固まらない状態だったので、転職もうまくはいかず、面接用の志望動機、転職理由のテンプレートができて、仮の自分ができました。
内定をもらっても「逃げ道ができた」と感じてしまい、結局、辞退しました。
会社を決めきれなかった、という理由だけではなく、
社外でもまだ需要があるから、今の会社で好きに動いて干されても行く場所がある。そう考えられたからです。
その少しの自信のおかげで、社内で意志を伝えることができるようになり、営業職に携わるようになりました。
(結局、そこからまた別の方向に進むのですが、、
 長くなったので、またいつか書きます。)

結局のところ

私が自信を持てず、WEBディレクターをやっている、と胸を張って言えないこの状態は、きっとここから始まっているのだと思います。
未だに胸張って自分の職種を言えないのですが、そんな弱みを克服できるように、それに加えられる強味を見つけ出せるようにするためにも、note続けていきたいと思います。

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