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データから見るバンコクワクチン接種進捗状況について

このnoteは2021/7/23に書いています。多分、Updateもあまりしないので最新情報はご自身で確認するようにしてください。

7/23現在、タイで接種できるワクチンはAstraZeneca、SinoVac、 Sinopharm の三種類です。タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)はコロナ接種数に関するレポートを毎日発行しています。7/20発行のレポートからAstraZenecaとSinovacのタイ都県別接種数の情報が含まれるようになったのでそれを見て思ったことをまとめます。

まずレポートは以下のサイトから入手できます。

https://ddc.moph.go.th/vaccine-covid19/diaryReport

https://ddc.moph.go.th/vaccine-covid19/diaryReportMonth/07/9/2021

PDFを開くとタイ語でレポート書いてありますが、Google画像翻訳かければ意味は理解できるかと思います。(私もタイ語は読めません!間違っていればご指摘を)

7/21に発表になった7/20 18:00段階の集計データをPDFから表に起こしてAZ接種数でSortしてしています

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政府はやることやっているなぁと個人的に少しは希望が持てた事は、

1) 7/20時点でバンコクの第一回目接種率が50%を超えている。 (別にSinopharmの接種も同時に進んでいるので実際はもう少し高いはず。)

2)バンコク都市圏と東部(表でクリーム色に塗っている都県)でのAstraZeneca接種が進んでいる。タイ全土で690万回でクリーム色の部分が443万回なので64%を集中的に接種している。

このサイトに出ているレポートなんですが、初期はタイ全体の接種数のみの公表だったが、だんだんデータが詳しくなってきました。

他に興味深いなぁと思ったのは7/5以降のバンコクの接種率データです。

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5日毎にみてみると5%弱の進捗でバンコクは1回目の接種率があがっているのですよね。もしこのまま上手く行けば、連休などもあるのを鑑みても30日もあれば70%を超えるだろうなと思います。とりあえず1回目の集中接種がおわり、2回目の集中接種に移行してくれればなぁと思っています。

最後に

タイ政府がどんどんデータを公開してくれるようになったのはうれしい事なので大歓迎です。一言だけお小言をいうとPDFじゃなくてTextベースのデータならもう少し活用し易いだろうなぁと思う次第です。この辺はタイ政府のデジタル化指針次第なので今後に期待です。


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