見出し画像

データから見るバンコクワクチン接種進捗状況について その2

タイ保健省疾病管理局  https://ddc.moph.go.th/vaccine-covid19/diaryReportをデータを今回も基にまとめます。注)8/10の段階でタイで接種できるワクチンは4種類Sinovac、AstraZenaca、 Pfizer、 Sinopharmですが、保健省のデータにはSinopharmは含まれません。

良い話から、8/8にバンコクが一回目接種で70%を超えました。
バンコク都の推定人口の1%+毎日接種するペースだったので19日間で20%接種率が増加した結果となっています。今後、二回目接種がどんどん進むと良いなと思っています。

個人的に気になっているのは拡大バンコク都市圏 (Exteneted Bangkok Metro region) を構成するバンコク以外の8県での接種状況です。

バンコク周辺の8県で様々な企業が工場を操業しているのでここでクラスタが出ると工場休業しないといけないし、サプライヤが止まれば例えば自動車工場は止まってしまうわけです。

拡大バンコク都市圏での1回目と2回目接種率を見てみましょう。

画像2

画像2

今のペースだと周辺8県は20日間で1回目接種が大体10%前後の進捗なので先は長そう。今後はバンコクの二回目の接種と同時にこれらの8県の接種体制の強化が進まないと難しいよなぁとみています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?