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川崎大師大開帳参拝 07 割り込み

割り込み

 こういう行事でも割り込みをする人がいる。「あなたがトイレに行ってることにするから、ゆっくり来てもいいよ」などと、周りに聞こえるような大声で話しておいて、知り合いだか友だちが後から来ると「トイレ長い」などというオバサンがいた。
 人間の業というのは深いなぁと思うと同時に、不正までして欲しいもんかねぇぐらいのことが頭をよぎった。
 「お大師様は見ていますよ。」

で、終わらせたら、なんか教育的すぎるなぁというのと、ギスギスしてるなぁって感じ。

ここで、まてよ?
そういえば、赤札の功徳って…

「この赤札をいただけば、無量の功徳を授かるといわれています。
また、罪障消滅して遍く利益が得られるばかりでなく、一旦危急に面した場合にも、あらたかな霊験の不思議があらわれると、古くから伝え信じられています。」

ということは…ちょいと割り込みしたぐらいの悪業は消し飛ぶのか??
しかし、衛門三郎の件もあるしなぁ…強欲はやはりよろしくないだろうな…
なんて思えたので、心に多少余裕はあるのかな。

衛門三郎の伝説

 四国遍路の「逆打ち」を最初に行った人物というか、その由来となった人というか…(とりあえず,Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%9B%E9%96%80%E4%B8%89%E9%83%8E
四国遍路の逆打ちについては、閏年に行うと御利益が倍になるとか、そんな話ばかりが目立っているけど、その由来を知ると、安易に逆打ちなんかできないなと思う。
 どちらかと言うと、何度もお遍路をしている人が、死の覚悟を持って逆打ちするぐらいの覚悟が必要なのではないかと思ってしまう。

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