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TDA rule 2019: その他のプレイ、エチケットとペナルティー (ルール 63-71)

その他のプレイ

63:チップの開示、移動方法

 プレイヤーはチップをしっかり見えるところに置いてください。見えないチップは没収され、さらに失格となる場合もあります。没収となったチップはゲームから除外してください。チップを持ってテーブル移動する際は、ハウス側からチップラックやバッグのようなものを提供するのが勧められます。

くまぽかルール:開示を促す程度で、没収や失格にまではしません。チップも自分で持って移動してください。

64:チップがなくなって、途中で見つかった場合

 なくなったチップが途中で見つかって、それが誰のものかわからない場合は、ゲームから除外してください。

くまぽかルール:そのまま適応します。

65:間違ってハンドをキルされた場合や、それによりハンドが表になってしまった場合

A: プレイヤーは常に自分のハンドを保持しておく義務があります。これには、ショーダウンの役が判定される時間も含まれます。ディーラーがハンドをキルしたのが間違いであっても、そのハンドが100%の確実性を持って特定できなければ、プレイヤーに一切の救済は与えられず、チップも返還されません。もし、そのプレイヤーがベットやレイズして誰もコールしていない状況ならば、そのベット額は返還されます。

B: もし、ハンドがキルされた後に確実に特定可能であれば、そのハンドが表になっていたとしてもプレイは続行できます。

くまぽかルール:そのまま適応します。

66:スタッドゲームでのデッドハンドとマック

 スタッドゲームでは、プレイヤーがアクションに面した際にアップカードを取り上げた場合は、デッドハンドとなります。スタッドゲームにおける正しいマックのやり方は、すべてのカードを裏にして差し出すことです。

くまぽかルール:そのまま適応します。


エチケットとペナルティー

67: 自分のハンドの情報は他人に伝えない「1人につき1ハンドの原則(One Player to a Hand)」

 参加者全員、プレイ中であろうとなかろうと、他のプレイヤーの邪魔をしてはならず、以下のルールを守らなくてはなりません。

1. マックした後でも自分のハンドについて話してはならない。

2. プレイについてアドバイスしたり批評したりしてはならない。

3. ハンドリーディングを口にしてはならない。

 「1人につき1ハンドの原則(One Player to a Hand)」というルールがあり、これは特にハンドを他人に見せて戦略を議論することを禁じているものである。

くまぽかルール:ルール 1~3 は基本的にそのまま適応します。ただ、初心者の方が友達と相談しながらポーカーするのも、ゲームを楽しむ上で大切なことだと思います。ポーカーがどういうゲームなのかを覚えてきたら、このルールは厳守してください。

68:カードのエクスポーズ、適切なフォールド

 プレイ中にカードをエクスポーズしてしまった場合、ペナルティーの対象となることもありますが、デッドハンドにはなりません。ペナルティーがあった場合は、そのハンドが終了してから与えられます。

 フォールドするときは、まっすぐに低くカードを差し出さなければならず、わざとエクスポーズしたり、高く放り投げたり(いわゆる「ヘリコプター」)しないでください。

くまぽかルール:そのまま適応します。

69:倫理的なプレイ

 ポーカーは個人プレイのゲームです。ソフトプレイはペナルティーの対象となり、チップの没収や失格もありえます。チップダンピングやその他のあらゆる共謀行為も失格の対象となります。

くまぽかルール:基本的には適応しますが、初心者の方同士で仲良くやるのは構いません。「Checking the Nuts」(IPでナッツハンドを持っているのにチェックすること)も一切制限しません。ポーカーを覚えてきたら、厳守してください。

70:エチケット違反

 ルール71に則り、エチケット違反は強制的にペナルティーが与えられます。例えば、ゲームの遅延行為、他のプレイヤーへの過剰な接触、アウト・オブ・ターンの連発、スタックやカードを見えにくくする、ディーラーの手の届かないところにチップを置く、罵倒行為、不衛生、過度の私語などがあります。

くまぽかルール:常識的な範囲で、積極的に制限します。

71:注意、ペナルティー、失格

A: 制裁の選択肢としては、口頭注意、1ハンド~1周以上の退席、失格などがあります。違反者を含むテーブルメンバーと、ペナルティー周数を掛けた数が、その後退席するハンドの数となります。違反が重なると、ペナルティーはさらに重くなります。退席中もブラインドやアンティーは支払うことになります。

B: エチケット違反に対しても、ペナルティーが与えられる可能性があります。アクション中にハンドをわざとエクスポーズして見せたり、カードを投げたり、「1人につき1ハンドの原則(One Player to a Hand)」を違反したりする行為などが挙げられます。また、ソフトプレイ、規律を乱す行動、カンニング行為も同様に対象となります。リバーで最後にアクションするときにナッツをチェックする行為は、それだけでソフトプレイとみなされるわけではなく、状況に応じてトーナメントディレクターが判断します。

C: ペナルティーを受けている間、プレイヤーは席を離れていてください。カードはそのまま席に配られて、ブラインドやアンティーも回収されます。配られたカードは最初のディール時にキルされ回収されます。スタッドゲームでも同様にブリングインが必要になります。

D: 失格となったプレイヤーのチップは、ゲームから除外されます。

くまぽかルール:くまぽかがペナルティーを与える際は、退場や出入り禁止になるかと思います。

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