読んだ本まとめ【2022.11】
もう12月なんて!ビックリです。早すぎます。
仕事中の1時間はめちゃくちゃ長い時もあるのに
1年のなんと早いことか。。。
どんどん歳をとっていくよ。。
でもよく考えると好きなことを好きなように出来るのは今かもしれない。
子供は2人とも成人し(1人はまだ学生だけど)
介護もなく(母はかなり高齢だけど)
働く場所があって(パートだけど)
自分も健康だし、今がいいときなのかな。
2022年11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3816ページ
ナイス数:539ナイス
https://bookmeter.com/users/137328/summary/monthly/2022/11
■占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社ノベルス)
【123】【図書館本】いやー疲れた。久しぶりに返却期限の延長しちゃった。挫折するかもしれないと思いつつ完走しました。初っ端の平吉の手記が辛すぎ。それを乗り越え、あとは起こった事件の説明がまた長い(笑)あらゆる可能性を潰していくのだから仕方ないか。警官の手記が出てきた辺りから面白くなり、私は推理は全く出来なかったので想像の斜め上をいく真相だったと思う。実は絵を見ても分かったような分からないような。とりあえず全部読んだ自分をほめたいわ。
読了日:11月30日 著者:島田 荘司
https://bookmeter.com/books/547184
■invert II 覗き窓の死角
【122】【図書館本】城塚翡翠シリーズ3作目。さすがに衝撃の展開はなくて、中編2話。最初の話は犯人を追い詰めるあざと可愛い翡翠節炸裂。何故か犯人の少年に感情移入してしまい、ハラハラする私。2話目はちょっと重め。友達が出来て喜ぶ翡翠。でもその友達のアリバイを崩さなければならない葛藤。真との関係や過去の話、この先明かされていくのかな。マツリカシリーズもマツリカさんが最大の謎だし、翡翠ちゃんもそっち系かと思ってたけど•••。衝撃の展開ではなくなってきたけど、このシリーズやっぱり好きかも。文庫化したら買おうかな。
読了日:11月25日 著者:相沢 沙呼
https://bookmeter.com/books/20124080
■録音された誘拐
【121】【図書館本】『透明人間は密室に潜む』の中の短編「盗聴された殺人」の続編らしい。今回は長編。大野探偵事務所の所長、大野糺(ただす)と耳が抜群にいい山口美々香が誘拐事件に挑む。資産家の実家で開かれたパーティーの日に誘拐された糺を美々香の推理で救う。糺の実家の15年前の事件と、誘拐と同時刻で動く美々香の実家の父の病気、どう絡んで来るのか?伏線と思われるものはあちこちあるけど私には分からず。最初はちょっと進まなかったけど段々面白くなり最後は一気読み。やっぱり面白かった。他の作品も読んでいきたい作家さん。
読了日:11月23日 著者:阿津川 辰海
https://bookmeter.com/books/20087801
■ラブカは静かに弓を持つ
【120】【図書館本】音楽著作権を管理する会社の社員、橘はチェロの経験があり訴訟のため音楽教室へのスパイを命じられる。スパイのために淡々と通うはずだったのに、先生や仲間に心を開き、チェロに没頭していく橘の心の変化がいい。以前見たドラマの「G線上のあなたと私」を思い出した。楽器の経験はないけど、大人になってからの家族でも職場でもない居場所はとても大事だと思う。橘に感情移入してしまい、スパイがバレるのでは?とドキドキした。大きな事件は起こらないけど、こういうの好きかも。読んでよかった。
読了日:11月18日 著者:安壇 美緒
https://bookmeter.com/books/19543746
■春夏秋冬代行者 春の舞 上 (電撃文庫)
【119】献本に当たったけどずっと放置していた本。苦手なファンタジーだし、厚いし。少しページを捲ってみたけど惹かれず。このまま封印と思ったけど読む本がなくなり読んでみた。春夏秋冬の代行者。春の代行者雛菊は誘拐されて10年行方不明だった。その間は春が来ない。戻ってきた雛菊は以前とは別人らしい。各地に春を呼んでいる間に今度は秋の代行者が誘拐され、冬、夏と共に秋を救いに行く•••という話で合ってる?雛菊が行方不明だった時に何があったのか、秋の代行者は無事に救えるのかが今後のテーマかな。とりあえず下巻へ。
読了日:11月15日 著者:暁 佳奈
https://bookmeter.com/books/17678863
■一瞬の雲の切れ間に
【118】小学生が亡くなってしまった交通事故の加害者夫婦、亡くなった子の母親、加害者の夫と不倫関係だった女、加害者の夫、亡くなった子の母親に宛てた手紙の連作短編集。不倫していた女の話から始まるため、こんなに重い話だと思わなかった。車は毎日運転するので自分も気をつけなければ、と言う思いが強くなった。最後の手紙の章だけ違う話を読んでいるようだった。笛のことを書きたかったのだと思うけど、浩一はかなり病んでいそうなので心配。面白かったと言うのは不謹慎な気がするし、感想を言葉にするのが難しい。
読了日:11月10日 著者:砂田 麻美
https://bookmeter.com/books/10030035
■シーソーモンスター (中公文庫 い 117-2)
【117】螺旋プロジェクト。全然知らないまま購入した伊坂さん。シーソーモンスターは伊坂さんらしい会話のやり取りが楽しめた。そうそう、伊坂さんだよね、という感じ。スピンモンスターの方は伊坂さんらしい煙に巻かれた感じ。何が真実か。結末がハッキリせず苦手な方の伊坂さんだったかも。この先どうしよう、螺旋プロジェクト追うか迷う。。。
読了日:11月09日 著者:伊坂 幸太郎
https://bookmeter.com/books/20257735
■#真相をお話しします
【116】【図書館本】人気の本なのは知っていて、図書館の予約でも結構待った。予備知識は何もなかったけど、1話目を読んで『あ、こういう感じね』と。5つの短編集でどれも途中で違和感を感じ、最後に真相が明かされる。面白かったけど、ちよっと物足りないかなあ。ミステリ慣れしてる人だと展開が読めてしまうかも。私は全部は分からなかったけど。訳も分からず読んだ最初の『惨者面談』が面白かった。
読了日:11月05日 著者:結城 真一郎
https://bookmeter.com/books/19696286
■たのしい つまみ細工 創刊号 [分冊百科] (キット付)
読了日:11月05日 著者:
https://bookmeter.com/books/20337170
■終活中毒
【115】【図書館本】婚活中毒が面白かったので、すぐにこちらも図書館で予約したけど、待ち人数が少なかった割にはなかなか届かずようやく読めた。これもサクッと読める4編。真美子がいろんな意味で怖すぎるSDGsな終活。え、息子は実在するの?な最後の終活。原稿パクってバレたらどうなるかドキドキする小説家の終活。お笑いの話なのに泣けるお笑いの死神。ブラック好きな方は最初の話がいいかも。
読了日:11月04日 著者:秋吉 理香子
https://bookmeter.com/books/19704504
■裏家電
【114】【図書館本】読み始めて、ある女性のお仕事成長物語なのかなーと思ったら何だか様子がおかしい。そして章が変わると別の人の視点になる。某電気量販店の話なのは理解出来たが、パワハラが過ぎる。途中までは誰にも感情移入出来ない。終わりが近付くと急展開が待っていて読後感も良かった。予備知識なく読んだけど面白かった!
読了日:11月03日 著者:嶋戸 悠祐
https://bookmeter.com/books/19498199
■准教授・高槻彰良の推察8 呪いの向こう側 (角川文庫)
【113】シリーズ8巻目。段々と『本物』が増えていく。個人的には本物じゃない方が好きなんだけどな。尚哉が実家に帰り幼なじみとバッタリ会うことから始まる『モンモン』の話、昔仲良かったグループの友達が立て続けに亡くなり、次は自分の番かもと不安になる『四人ミサキ』、幸福の猫のいる旅館に泊まり雪女と出会う話の3編。尚哉がちょっとずつ大人になってる~。このシリーズは単純なホラーじゃなくて、ミステリー要素があったり、人間模様が描かれているのがいい。高槻先生の過去も今後明かされるのだろうか。
読了日:11月02日 著者:澤村 御影
https://bookmeter.com/books/20234266
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