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キマグレエフエム3周年に寄せて

Podcastとの出会いそしてキマグレエフエムリスナー1.0へ


皆さんはPodcastをご存知だろうか。
私は、件の疫病が蔓延してそれまでのサラリーマン人生で経験のなかった在宅勤務いわゆるリモートワークを会社から指示された2020(令和2)年の春にPodcastと初めて出会うこととなった。
家族の出かけた自宅で机に向かっていると静寂に包まれ、電話が鳴ることもなく春の陽気もあり、油断すると瞼を閉じたくなる誘惑と格闘することとなり、何かの対策が必要とすぐに考えることとなった。
それまでも往復の通勤路では、iPhoneとAirPodsProで音楽を聴きながら過ごしていたこともあり、音楽を聞くこととしたが、80年台のロックは、歩くリズムにはあっても齢57のおっさんの固くなってきた頭では思考の邪魔をしてもサポーターにはなってくれないことに自らの老化を思い知らされることとなった。
Apple TVのプログラムの中に「真相 - Truth Be Told」というPodcastを扱ったドラマがあり、Podcastの存在は知っていたので、ビズリーチのCMの吉谷彩子さんばりに「どれどれどんな番組があるのかな?」と聴き始めたのがPodcast沼の入り口であった。
backspace.fmを皮切りに番組の中で紹介された他の番組をたどる形で、新しい番組と次々と出会っていく中で、次第に自分の環境にあうジャンルが雑談系であることがわかり、Ossan.fmからキマグレエフエムに辿り着いた。
当時june29さん、現在はjuneboku(じゅんぼく)さんとたかいしさんのお二人が毎週水曜日に更新している番組で、雑談系といいつつビジネスマナーや言葉、テック系の最新の技術、衣食住と幅広くかつ深い会話もたまにあり、文字通り傾聴する時間が増えた。
過去のプログラムをすべて聴き終えて、最新のプログラムに追いついた時にお便りを出そうと決意し、毎週の配信を聴き終えたらキーボードを叩く習慣が始まった。

キマグレエフエムリスナー2.0へ

2022(令和4)年5月11日に配信されたエピソード114「やっぱり人間力が大事」を拝聴していると、お便り紹介の中でいきなり、ラジオネームくまおパパさんとお便りが読まれる瞬間を迎えた。
それまでPodcastは学生時代の受験勉強の傍に聴いていたAMラジオの深夜用放送や音楽を聞く数少ないチャネルであったFMラジオと同じ感覚で接していた自分とメディアの距離が一気に近くなったような感覚を覚えた。
コミュニティ感、一体感、同じ時間を共有しているという親近感はとても新鮮であった。
共すると親戚縁者が一人また一人と鬼籍に入り、先輩友人も然りと人的ネットワークがシュリンクしていく寂しさを感じながらも新たなネットワークを構築する機会やエネルギーをどこか諦めかけていた自分にとって新しい出会いへの期待はとても大きく感じた。
キマグレエフエムのお便り紹介をキッカケとして、当時拝聴していた番組にお便りを出してみようと思い立ち、まずは礼儀として番組を知ること、そのためには最新のものまで全てのエピソードを拝聴し終えてからお便りするという自分ルールを設定した。

キマグレエフエムリスナー3.0へ

キマグレエフエムへのお便りとともに他の番組へのお便りも紹介される機会が増えて、毎週のPodcast拝聴、プログラムの中で紹介されたコンテンツを楽しんだり、話題となったサービス、商品を試したりと単に仕事時間のBGM的に流れている会話を聴くという時間から新たな情報源、自分の気づきや刺激として一段、接するレベルが上がってきたなと感じていた2023(令和5)年1月、突然、キマグレエフエムから連絡をいただくこととなった。
内容はゲストとして出演しないかとのお誘いであり、こちらとしては願ってもない機会であり、後先を考えることもなく二つ返事で出演させていただきたいとキーボードを叩いていた。
それまでパソコンを40年近く使用して仕事にも趣味にも使用してきてそれなりにリテラシーやスキルを持っているつもりでいたが、音声や画像の取り扱いについては接することのない技術や機能であったため、その後、少々焦ることもあったが、メルカリでマイクを手に入れて、キマグレエフエムのお二方の手厚いサポートをいただき、無事にゲスト出演をさせていただくことができた。
お便りが読まれるようになった頃からもう一つ自分が取り組んできたことして、ゴルフと向き合い直すという活動があった。
新卒で就職してから仕事に必要といいながら35年以上ゴルフをやってきたが、自己流で色々な情報を手に入れては試してみて効果なく挫折を繰り返すうちに年齢のせいにしながら諦めていたところ、2022(令和4)7月に
自宅の近くにインドア練習場ができ、生涯初めてコーチにレッスンを受けるようになり、またモーションキャブチャーや弾道解析と言ったデジタルな情報でスポーツを解析するという客観性の高い環境で自らを見直すことで改善速度が飛躍的に高まり成功体験が増えることですっかりやる気を取り戻して取り組み始めた。
その結果、芸人ユーチューバーのコンペに二度参加でき、その中で30年来人生の師と仰ぐプロゴルファーの方とお会いすることができと全く想像だにしない経験をすることができた。

これからのキマグレエフエムと自分

お二方には、これからも今まで通り間口の広い入り口と軽快なトークを通じて時には深く考えることもあるリスナーの気づきにつながる時間を末長くご提供いただければと切に願う次第である。
同じ時間を共有しながら、これからのキマグレエフエムがどのように歩んでいくのか自分はどう進むのか、ここまで起こった出来事を考えると想像を超えた新しい世界が待っていることにワクワクせずにはいられない。
自分はPodcastをやらないのかと問われれば、まもなくリタイアしてセカンドライフに移ってから自由に話すことが最善ではないかと考えており、今しばらくはリスナーポジションでいることになるであろうと思っている。
やはり話すよりキーボードを叩く方が速度が早いとここまで書いてきて改めて感じているのでハガキ職人が肌に合っているのかもしれない。
キマグレエフエムへの想いをきっかけにこちらで拙い文書を書いていくことをこの夏からの取り組みとして進めていこうと思っている。
ありがとうキマグレエフエム!、これからもよろしくキマグレエフエム!、次はいつ呼んでくれるのキマグレエフエム?
3周年おめでとうございます、目指せPodcast100年時代。


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