ショートショートnote体験
その1:ころがしバトル
全国市町村対抗、マンホールころがし大会の決勝が東京で開かれる。
スタートは東京都庁前から、ゴールはビッグサイトで、各市町村の代表が、地元自慢のマンホールを一人ずつ転がしていくリレー形式。
年に1度、日本中のマンホールがお目見えするこの大会。今回も、珍しい柄のマンホールを見たい人、応援に駆け付けた人で沿道にはたくさんの人が集まっている。時折、マンホールが倒れて怪我人が出るのが玉にキズ。
この大会が昨今、人気が出すぎたことへの弊害もある。
優勝した市町村のマンホールを縁起物として盗みを働く輩がいるのだ。
マンホールが盗まれると危険なので、絶対にやめましょう。
その2:フォークロボット
フォークロボットという介護用ロボットが新たに開発された。
これは、見た目は人型ロボット。でも、手のところは、指の代わりに10種類のフォークがついている。
中心的な機能としては、介護施設や自宅などで、食事の時間に、ひとりひとりに対して、適切な食事を、適切な大きさまで刻んで、口元まで運んでくれるというもの。
このロボットはAIが組み込まれていて、かなり賢い。
食事の時に、その方と、自然なお喋りができるのである。
これまでは介護施設では、わりと静かな食事風景が多かったのが、このフォークロボットを導入してから、かなり会話が活発に弾むようになった。
お年寄りたちの笑顔も増え、笑い声が響く。
楽しい食事となったので、実際に消化もよくなったという。
感想
HUCメンバーで初めて、「ショートショートnote」をやってみましたが、とても楽しかった。同じお題でも、つくる物語が全然違ったし、SF系からファンタジーから、シュールなものまで、ほんの5分の制作時間でここまでのものができちゃうんだ、というのが驚きだった。
私がつくったのは上の2本。
改めて振り返ると、なんだかありそうな話。ちょっと現実に足をつけすぎているなあと思った。せっかく発想力を鍛えられる遊びなので、次回は、もっと架空の世界、ファンタジー系にチャレンジしたい。
そして、ショートショートといえば、星新一!私も星新一はかなり好きで、本もたくさん読んでいるので、次は星新一っぽい話つくってみたいなあ。
久々に読みたくなった。
なつみっくす、ありがとうございました!
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