アドバイスいらないっす

お晩です。GW明けの投稿です。まず会社へ
連休作るなら金をくれ
いやはや金欠です。連休前に給料前倒しするもんだから「これで旨いもん食ってこい」的なお小遣いでも入ってるんだと思ったらいつも通りの給料でしたね。はい、私の勝手な妄想でした、ええ。

そんなこんだで新卒君と一緒に仕事して一か月以上経ちました。僕自身後輩ができるのは何年ぶりかのことで、ここまで歳が離れた方と仕事をするのは初めてです。当然ながらジェネレーションギャップはあります。沢山教えたいことはあるのですが、教えると悲しい表情されるのが僕の胸に心配性が突き刺さります。「今はそれどころじゃない」「そんなのわかってんだよ」「できる訳ないじゃん」いろいろ勘ぐってしまいます。
そこで教育ストレスを少しでも減らしのびのびと育成してもらえる為に、僕の中で1つのルールを作りました。『3カード制』です。
これは人間関係(上下関係やビジネス作法)、作業の教育、危険予知(安全教育)全てにおいて、各ジャンルじゃないです、全てにおいて言ってもいいのは1日3回まで。たったの3回です。こうすれば言われる方のストレスは減りますし、口うるさい人と思われることも減ります。しかしながら教えなければならないことは山ほどあります。なのでこちらもいかに効率よくカードを使うかとても頭を使います。なるべくのことは本人に自ら気付いてもらい正しい答えを導き出してもらうことがカードの消費を抑えれます。失敗し悩み、また失敗する。見守るのではなく見ていないふりをする。成功例を見せるのではなく、見えるようにしておく。新卒君の自発的に起きた成功を演出させる、言葉や行動を伝えるのではなく。環境を作る。困りに困った時に神様登場です。「どんな感じ、うまくいってる?」とね。
さて見守ります。困ってます。全然うまくいきません。一向に答えに近づきません。さあカードを使うかと先輩の僕は考えだします。「ええーもう使うの、でもこれ使わんと今日1日答えでないよ、でも3枚だよカード、ええーまだ8時半だよ、もう使うんかい」
てなことでカードは消費され毎日新卒君は15時には1人フッレクスタイムに突入しプラプラしてます。鉄の心臓か

ようやく本題に入ります。アドバイスなんですが僕は苦手です。「最近の若い者は」のような言葉も言われて「なるほど」と思った事は一度もありませんし、それは皆同じだと思っています。そのような経験をしてきたにも関わらず同じことしている愚か者だと思っています。しかしながら言いたくなることもあります。そういう時は「これが時代か、生きてる間にこんなに何度も時代が変わるところが見れてよかったな」と思えばなんとかなってきました。
歳と取るうえで出来てきた統計があります。ほとんどのアドバイスが「それあなたの話じゃん」ということ。答えが1つしかないアドバイスは基本的に自分の体験談、自分が人から聞いた話です。相手の立場になってくれているアドバイスはなかなかありません。しかしアドバイスは役にたたない訳ではありません。統計だからです。どういった人がいるかの統計です。僕の人生を彩り豊かにする意見ではない、相手の経験値を読み取るためのもの。僕にアドバイスすることはあなたの人間性を自らさらけ出してくれてることと。

そもそも人の感性は人それぞれ、他人をわかることは不可能。このようなことは紀元前から言われてることです。自分の意見にアドバイスを使って引き込もうとしても完全に同化することは無理なの事、自分の意見が正しいと思わせたくてもそれは不可能な事なのです。人それぞれだから。

沢山のアドバイスを聞いてきました。下出に出れば出るほど。聞き飽きたアドバイスがほとんど、しかしこれも必要な材料です。多数派の意見が多数派であることが解らなければ少数派だと気付きません。バカの一つ覚えのようなありきたりなアドバイスが多数派であったことにより、生きるために必要となったアドバイスが少数派でいてくれます。1つのアドバイスにとらわれず、沢山のアドバイスを溜め込んでいけば自分の立場が理解できる。先ほども言いましたが、歳を取りようやくできた統計です。

人それぞれなのに、人の上に立ちたがるのは人の性でしょうか。なんのためにアドバイスをするのか人は人の生き方に。そんなのくだらないよねといアドバイスに出会えれば豊かになれるのに。少数派のアドバイスに早々に出会ても統計が小さければ少数派ともわからない。なので歳を取り気づくのでしょうね。

沢山のアドバイスに翻弄されてきました。おかげで統計が取れました。今は会うことがないあの人、あなたの一言で今の自分がある。

人それぞれ
良いアドバイス
ありきたりなアドバイス
上下関係
ジェネレーションギャップ

あなたの一言はすべてを解決してくれた最高のアドバイスでした。
『くまちゃん、「ですよねーー」って言っておけば大体は大丈夫』

本当でしたーーですよねーー

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