(want to)を考察しました。
What do you do(for a living)? は職業を聞かれている。
大人語で「何をしてるの?」=「何をして収入を得ているの?」となる。なんかシビア。
What you want to
働き方の話でよく耳にする、あなたのやりたいこと(want to)を仕事にしよう!というフレーズ。自分の(want to)を知れば成長できる、いかにも就活生向けキャリアコンサルのhow to本にありそう。
とはいえ、自分の(want to)を考えてみると、意外にも答えるのが難しい。そこでそもそも(want to)がどういうものか?を深掘りしました。
(Want to)俺か、俺以外か
まず、自分のしたいこと(want to) は大きく2つに分けることができる。1つは自分がこうしたい、そうなりたいという主体的なもの。もう1つは周りの人を喜ばせたい、社会の役に立ちたいというもの。結論から言えば、何かに訴えかけるなどの外的な要因の(want to)は本質ではないと見切った。
やはり(want to)の主語はI。自分が「be=どうありたいか」です。(want to)はコロナ状況でもコロコロ変わるものではないでしょう。
(Want to)コスモを燃やせ
次に、自分の中の(want to) はどれだけの強い熱量を発するかが重要だと思いました。
これまで理不尽な経験や不条理を味わった人ならそのハングリーさは熱量アドバンテージになる。逆に、特に今まで不自由なく温室で育ったなら、やりたいこと(want to)は薄れるし「自分が何をやりたいのかよくわからない」も当然あり得る理。そんな甘やかされた(want to)に警鐘を鳴らし、学生は自ら(want to) 探しの旅に出る。
(Want to)を実践するカギ
ここまでくると(want to) が自分由来の衝動的なものでもあり、無自覚にでも形成できるものだということが見えてきました。
2歳くらいの子どもは〇〇したいと泣き叫ぶ。それはなかなかの(want to)だ。しかしながらその(want to) はお母さんにダメと一喝されて終わったりします。
(want to) を実践するには強い熱量に加え、正当性が必要になるのです。
(want to)の熱量を測るには(why)「なぜそれをやりたいのか」を問うのが一番簡単。手元にもし1億円あったとしても「やりたい」ならば言うまでもなく熱量は高い。
正当性というのは、「どれだけ自分がやりたい」としてもそれが誤った、カッコ悪い行為であるなら通らないということ。その場合、やりたいことから選択(choose to)し直さねばなりません。
(can , have to)について
ここまでなんとか来れたのでデザート程度にドラッカーのフレームワーク残りの2つも続けます。
(can)は自分ができること。能力。できるが多いに越したことはないが、あえてハードな環境に身を置き(can)を増やしても特段意味はない。自分一人でできることの限界を知ることは大切。
少し話はそれるが、(can’t)できないことを「諦めずにやってみないと分からない」というムードがあるが、やらんでもわかります(笑)「できない」はやらないが正解です。
(have to)は使命感、MISSION。仲間や家族のため「やらなければいけない」は非常に大切。前述の「周りの人を喜ばせたいとか社会の役に立ちたい」は(have to)です。フリーランス個人こそ(have to)が重要になってくると思います。まあ(want to)がしっかりしてれば、誰かのやりたいことを「自分ごと化」(want to)できるだろうし「やらされている」感はないだろうと思います。
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