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読んだ・観た・聴いた

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本や雑誌などを読んで思いついたこと。書評とか感想は上手にまとめる人がたくさんいるので、そういうものはそういう人たちにお任せする。本の内容とは全く関係なく見えることも少なくないが、…
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2022年9月の記事一覧

続 『和の思想 日本人の創造力』

で、その「らくごカフェ」を初めて訪れた日のこと。そのビルの外に長蛇の列があった。「えっ、…

熊本熊
2年前
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長谷川櫂 『和の思想 日本人の創造力』 岩波現代文庫

先日、神保町にある「らくごカフェ」で「ちょうば、りょうば 二人会」を聴いた。夕方の会だっ…

熊本熊
2年前
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Colors United

昨日(9月23日)、留学先の日本人同窓会会長の飯田さんの絵の個展を観てきた。もう会期終盤で…

熊本熊
2年前
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小倉芳彦 訳 『春秋左氏伝 (上中下)』 岩波文庫

『代表的日本人』を読んだ時に西郷隆盛の章で本書への言及があり、なんとなく気になって読んだ…

熊本熊
2年前
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続々 『人間はどこから来たのか、どこへ行くのか』

本書については際限がないので、これで打ち止めとする。面白い本だった。 言葉とは少し離れる…

熊本熊
2年前
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続 『人間はどこから来たのか、どこへ行くのか』

今回は前回の続編。本書については書き留めておきたいことが多いので、複数回に分けることにす…

熊本熊
2年前
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高間大介(NHK取材班) 『人間はどこから来たのか、どこへ行くのか』 角川文庫

これも職場で言葉について一席ぶつのにあれこれ下調べをする中で読んだ。本書を知ったのは山﨑努の『柔からな犀の角』(文春文庫)を読んだときに、その中で触れられていたからだ。山﨑の本を読んだのは、ほぼ日の「俳優の言葉」という不定期の連載を読んだのがきっかけだ。 本書は2008年10月から翌年10月にかけてNHKで放送された「サイエンスZERO シリーズ ヒトの謎に迫る」をもとに構成されたものだ。本書のタイトルはゴーギャンの晩年の作品に因んでいる。ちょうど2009年の夏に東京国立近

田中克彦 『ことばと国家』 岩波新書

『ことばとは何か』の約20年前に刊行されたもので、『ことばとは何か』の中に本書に言及した箇…

熊本熊
2年前
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蛇足 『ことばとは何か 言語学という冒険』

今年の春にウクライナで戦争が始まった時、世界が驚愕したかのように感じられた。しかし、つい…

熊本熊
2年前
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