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秋の味覚!サツマイモ掘り(航史記者)

くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!

11月の連休に、家でサツマイモ掘りをしました。小さなころからサツマイモ掘りが大好きで、楽しみなイベントです。この日ばかりはいつものぼくとは違います。宿題や課題をササっと終わらせて、長そでのTシャツと長ズボンを着て、長靴をはいて、軍手をして、準備バッチリです。

まず、みんなでサツマイモのツルを引っ張ります。土に小さなヒゲのような根っこをたくさん張っているので、力いっぱい引っ張らないと抜けません。次にお父さんが、泥や乾燥を防ぐために張っている「黒マルチ」という黒いビニールをはがします。同時にお母さんは長いツルを切って、サツマイモを掘りやすくしていきます。サツマイモ掘りのときには、黒マルチをはがすと土から大きなミミズが出てきます。ミミズは微生物を増やして良い土にしてくれているそうです。でもムカデも出てくるので絶対に長ぐつをはいていないと危険です。

ぼくは小さいクワを使って掘っていきます。大きなサツマイモがあったり、途中で折れずに上手に掘れるととてもうれしいです。サツマイモはかたそうに見えますが、実は簡単に折れてしまうのです。お父さんたちは、大きな「フタマタ」という大きなクワで掘っていきます。だからお父さんたちが掘っている場所から離れたところで掘ります。どうしてかと言うと、そんなクワが頭にあたったらとても危ないからです。掘っていると夢中になって周りが見えなくなるので、注意が必要です。

普段はお母さんだけで畑をしていますが、サツマイモ掘りのときは家族全員で掘ります。掘るのも大変だし、運ぶのも大変だからです。大きいサツマイモが出てくると、みんなで笑顔になります。また大きいぞと思ったのに掘ったら小さかったりすると、「あれ~!」となりますが、がっかりしつつも、それがくじ引きのときみたいな感じで面白くて、また笑顔になります。お母さんは、「一人でもサツマイモ掘りはできるけど、やっぱりみんなで掘った方がさみしくないし、楽しいな」と言ってくれるので、ぼくも一緒に掘っていて楽しいです。

掘ったサツマイモは、3時間くらいそのまま太陽の下で乾かします。土から掘ったばかりのサツマイモは湿っていて、水分が多いので腐りやすいのです。そのあと、日かげでしっかり乾そうさせれば長持ちします。

つるは、しばらく放置して乾燥させたら土に混ぜて肥料にします。

ここで豆知識です。「サツマイモは掘ったらすぐに食べるべからず。」サツマイモは追熟(ついじゅく)といって、掘ってから2週間以上経ってから食べたほうが甘みが増します。だから甘くて美味しい焼き芋は、実はサツマイモ掘りしたその日には食べられないのです!そろそろ道の駅やスーパーにサツマイモが並びはじめると思いますが、すぐに食べてあまり甘くなかったら、ぜひ追熟してみてから食べてみてください!

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