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甘くてきれいな「肥後六花」のお菓子(守華記者)

くまモン記者団の、守華記者(熊本市)です!

みなさんは「肥後六花」を知っていますか? 肥後六花が生まれるきっかけとなったのは、江戸時代に肥後藩主細川重賢公が創設した御薬園「蕃滋園(ばんじえん)」。家臣の精神修養として園芸を奨励して以降、熊本独自の品種として受け継がれてきた6種類の伝統花です。肥後朝顔・肥後椿・肥後菊・肥後山茶花・肥後芍薬・肥後花菖蒲。それらの特徴は「大きな花芯・一重咲き・純粋な花色」です。

私はそんな肥後六花の上生菓子があると聞きつけ、熊本市中央区白山にある「お菓子の香梅 白山本店」に行ってきました! お菓子の香梅は熊本ではとても有名なお菓子屋さんです。

肥後六花の上生菓子は1日の販売数に限りがあるそうで、その日は6種類とも確保しておいてもらいました。店員さんにお尋ねしたところ、肥後六花の上生菓子ができたのは熊本地震の後、工場が新しくなった際に新たに販売されるようになったのだそうです。「お菓子の香梅」の和菓子一級技能士の職人さんによって作っているとのこと。

さて6種類購入して帰宅し、家族といただきました。まず見た目がとても美しく、細かく丁寧に作られているので、食べるのがもったいないと思いました! 色鮮やかで、本物の肥後六花のを見ているようです。味は上品な甘さでとってもおいしかったです。

これを機に肥後六花についてもっと知りたいと思い、調べてみました。それぞれの花についてご紹介します。

肥後朝顔は、色が明るくて元気づけてくれる花で、7月から9月にかけて花を咲かせます。肥後椿は、2月から4月に、約4cm~12cmのいきいきとした花が咲きます。肥後菊は、11月から12月の花で、花びらが細く、とてもかわいらしいです。肥後山茶花も、11月から12月の花。大輪の花が鮮やかです。肥後芍薬は、めったに咲かない花でめずらしいく、4月から5月の花です。肥後花菖蒲は、5月から6月に咲く、青紫の美しい花です。

肥後六花の花・苗・種は「門外不出」なのだそうです。熊本だけで楽しむことができる、貴重な花なのですね! 機会があれば、実際に本物の肥後六花を見に行きたいと思っています。

そんな熊本の大切な誇り、肥後六花。それを模した「お菓子の香梅」の上生菓子を、みなさんもぜひ食べてみてください!

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