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森と水の学校(悠記者)
くまモン記者団の、悠記者(南阿蘇村)です!
7月20日 土曜日、サントリーが開催する「森と水の学校」に参加しました。今年で開催20年目となる「森と水の学校」は、工場がある地域の探検や、水に触れる体験を通じて学ぶ、小学生向け自然体験プログラムです。「サントリー天然水」の工場がある、白州(山梨県)・北アルプス(長野県)・奥大山(鳥取県)・阿蘇(熊本県)の4カ所の「現地校」に参加するコースと、自宅などからオンラインで参加する「リモート校」があります。
僕は今回初めて阿蘇の現地校に参加しました。集合場所である嘉島町のサントリー九州熊本工場から参加者約40名とバスに乗り、1時間程かけて山都町にある「サントリー天然水の森 阿蘇」へ森の探検に行きました。
バスから降りてすぐに、少しひんやりとした空気に驚きました。標高1000m程の森なのでサントリー九州熊本工場の場所よりも5℃位気温が低いそうです。森の中では4つの班に分かれ、ガイドさんと一緒に森の探検をします。ミズナラなどの木々に触れたり、森の土を掘って虫眼鏡でミミズなどの小さな生き物を探したり、谷に下りて冷たい水に触れ、サワガニの赤ちゃんも見つけました。また、森の中で皆で食べたお弁当は、いつもの何倍も美味しく思えました。
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最後にガイドさん達が実験を通して綺麗な水ができる理由を教えて下さいました。ポイントは「ふかふかの土」でした!「天然水の森」の土は、土の中に住むモグラや小さな生き物達が動き回ることで「ふかふかの土」になります。その「ふかふかの土」は降った雨が染み込みやすく、地中の奥深くへ潜る間に濾過され、さらに地層のミネラルをたっぷりと含みます。そして約20年という歳月をかけて磨かれた雨水は地下水となり、嘉島町のサントリー工場で汲み上げられ、「サントリー天然水」となるそうです。そのためにサントリーは、動植物・地質などの調査、間伐や枝打ちなど、各専門家の先生と共に計画を立てるとのこと。その森に合った整備活動が大切だと教えて下さいました。
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「サントリー天然水の森」のはじまりは2003年の阿蘇でした。今は日本各地22ヶ所にまで広がっています。サントリーは未来にもおいしい水を飲めるように「サントリー工場で汲み上げる量の2倍の水を育む」ということを目標にされています。
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今回初めて参加し、サントリーの森と水を大切にされている活動をもっと沢山の人に知って欲しいと思いました。人気のあるプログラムなので今年の応募は終了してしまいましたが、来年チャンスがあればみなさんも参加してみてはいかがでしょうか。
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