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天ぷら油を燃料に(悠記者)
くまモン記者団の、悠記者(南阿蘇村)です!
使用済みの天ぷら油などの廃食用油はリサイクルして再利用できることを、みなさんはご存知でしょうか?
実は、回収された廃食用油は環境負荷の少ない良質なバイオディーゼル燃料に生まれ変わります。バイオディーゼル燃料とは、菜種油・大豆油・コーン油など、植物由来の廃食油等を原料に作られる再生燃料のことです。これは軽油の代替燃料として、重機・トラクター・トラックなどのディーゼルエンジンで使用することができます。
捨ててしまうにはもったいない貴重な資源である、廃食用油。これをリサイクルするにあたっては、熊本県内の7つの自治体では資源ごみとして全域で回収、そうでない30の市町村でも役所・コミュニティセンター・公民館などを回収拠点にしています。さらに自治体以外にも、回収スポットを設置しているスーパー・銀行などがあります。
僕の住む南阿蘇村にある道の駅「あそ望の郷くぎの」にも、てんぷら油回収スポットが置かれています。利用者の方々にお話を聞きました。Aさん:「村の広報でこの取り組みを知りました。捨てるよりもいいかなと思い、二年ほど前から利用しています。」 Bさん:「村内に住んでいます。今日は買い物に来ました。食用油の回収は利用したことがなく、これまで知りませんでした。とてもよい取り組みだと思うので、次から利用したいです。」
このように、食用油は再生可能な資源のひとつです。こういった環境や資源の保全を目標とした取り組みはほかにもいろいろあります。僕はくまモン記者団の一員として、これからも身近なSDGsについてどんどん採り上げていきたいと思います!
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