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日舞と私の小さな物語(那奈実記者)

こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。

今回は、私が毎週土曜日に通っている日舞の習い事についてお話しします。

<坂東流との出会い>
私と姉は、まだ幼い2歳のころから日舞を習っています。流派は坂東流、その舞いは古典の美しさに満ちています。毎年4月に開催される発表会に向けて、私たちは1年間、ひたむきに練習を重ねます。今年の私の課題曲は「門松」です。今の私にはまだ難しく、うまく踊れませんが、それでも毎週心を込めて稽古しています。

<姉の挑戦>
姉は今年13歳になり、お名取りのために「松の緑」を練習しています。3月には家元のところで試験があります。姉はその試験に合格するために、毎日熱心に踊りの稽古に励んでいます。私も13歳になったら、お名取りの試験を受ける予定です。それまでにもっともっと上手になりたいと思っています。

<大先輩の着物>
私たち姉妹が使っている坂東の紋が入っている浴衣は、坂東流の大先輩から譲っていただいたものです。美しいその浴衣は、毎回の稽古で大切に使わせてもらっています。この着物を着るたびに、先輩たちの教えや思いを感じます。私たちもその伝統をしっかり受け継いでいきたいと強く思います。

<日舞とSDGs>
私たちが日舞を学ぶことは、SDGs(持続可能な開発目標)にもつながっています。目標「質の高い教育をみんなに」では、伝統文化を学び、次の世代に伝えていくことが大切とされています。日舞は日本の美しい伝統文化であり、それを守り、伝えていくことは私たちの使命とも言えます。私たちが日舞を学び、心を込めて舞うことで、文化の多様性を尊重し、豊かな社会を築く一助となるのです。

<日舞を通じて学ぶこと>
日舞を通じて、私は美しい動作や姿勢だけでなく、心の持ち方や礼儀作法も学んでいます。舞台に立つときの緊張感、一つ一つの動きに込められた意味を考えることで、自分の成長を感じることができます。そして、仲間と一緒に練習することで、協力し合う大切さも学んでいます。

<未来への希望>
姉が試験に向けて努力する姿を見て、私も強い意志を持って練習に励むことができます。将来、私もお名取りを取って、日本の伝統文化を守り続ける一員になりたいと思っています。日舞を通じて得た経験を、大切に育んでいきたいです。

皆さんも、自分の好きなことを見つけて、一生懸命取り組んでみてください。そして、共に未来への希望を持ちながら、持続可能な社会を築いていきましょう。

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