見出し画像

南阿蘇の雲海(凛花記者)

こんにちは! くまモン記者団の、凛花記者(南阿蘇村)です。

夏休みに入り、梅雨が明け、本格的な暑い夏の日々が始まりました。私は毎日のように兄弟たちと一緒に、庭に出したプールで水遊びを楽しんでいます。

さて今回の記事では、南阿蘇の朝の景色をご紹介します。採り上げたいのは、雲海です。南阿蘇村は標高400~500mにあり、私の家のある外輪山の中腹からは眼下に広がる雲海を見られることがあるのです。雲海は、雲の種類としては層雲(そううん)にあたります。雲海は、湿度が高く、昼と夜の気温差が大きく、風がない時に発生しやすいといいます。

梅雨明けを目前にひかえた先週のこの日は、前日の夜に雨が降り、昼と夜の気温差は12℃でした。南阿蘇村は外輪山に囲まれたカルデラの中にあり、「南郷谷」とも言われていて、阿蘇谷と共に風の影響を受けにくい地域でもあります。

朝起きて学校に行く準備をしていると、キッチンにいたお母さんが「もう小さくなっちゃったけど、雲海が出てるよ」と教えてくれました。窓の外に目をやると、阿蘇山のふもとに雲海が見えました。山頂には笠雲がほんのりかかっていました。

南郷谷の雲海
山頂には笠雲が

もう少し早起きしたらもっと濃くて広くて厚い雲海が見られたのかな...あそこまで行けばきっと霧の中だな...などと思いながら、朝の忙しい時間に少しだけ眺めました。このあと、太陽が高くのぼって気温が上がるとともに、雲海はみるみるうちに消えてしまいました。

夏の雲海の景色からは蒸した空気を感じ、冬の雲海の景色からは冷たい澄んだ空気を感じます。南阿蘇村に住んでいると、日ごとに地形と自然が偶然作り出す様々な景色に出会えます。あまりの美しさに、時間が止まったように見とれてしまうことが度々あります。雨上がり、気温差、風など、条件がそろった時の早朝は雲海に出会えるチャンスです。みなさんも早朝の南阿蘇村へ遊びに出かけてみてはいかがでしょうか?雲海が待っているかもしれませんよ。

#国連を支えるこども未来会議
#SDGs未来都市
#熊本県
#くまモン
#くまモン記者団
#こどもの目線で地域の魅力を発信
#凛花記者

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?