見出し画像

動植物園に、すごいネズミが!(守華記者)

くまモン記者団の、守華記者(熊本市)です!

熊本市東区にある熊本市動植物園に行ってきました。この日は雨が強く、用心のため園内を周るのは中断して、敷地内にある「いきもの学習センター」という施設に入ってみました。

そこには、絶滅危惧種のほ乳類や昆虫をはじめとした、様々な生物のはく製や骨の標本などがたくさん展示されていました。

中でも私が興味を持ったのは「ダマラランドデバネズミ」と「ハダカデバネズミ」というとっても不思議なネズミです!

ダマラランドデバネズミは体長約14cmから20cm、ハダカデバネズミは約10cmです。見た目は名前の通り歯が出ていて、ネズミというよりモグラのような姿をしています。

他のネズミとの違いは、寿命がとても長いことです。ふつうのネズミの寿命はだいたい1~4年ほどと言われていますが、なんとダマラランドデバネズミの寿命は20年、ハダカデバネズミは最長37年生きるのだそうです!

展示されていたパネルによると、熊本大学の研究室がこれらのネズミを飼育し、研究しているそうです。人間は半数以上が一生のうちでがんになると言われていますが、これらのネズミは約1%ほどしかがんにならないそうです。また年をとっても体の機能が低下しないというから驚きです!

さらにこの研究が進んだら、いつか人間もがんになりにくく、長生きできるようになるかもしれません。未来の医療ために役立つ、夢のある研究だと思いました。私もこれらのネズミたちのように、病気にかかりにくくなって長生きしたいです。研究の成果に期待しています!

ちなみに、ダマラランドデバネズミとハダカデバネズミは、九州ではここでしか見られないそうですよ。ご覧になりたい方は、ぜひ熊本市動植物園の「いきもの学習センター」に足を運んでみてください!

#国連を支えるこども未来会議
#SDGs未来都市
#熊本県
#くまモン
#くまモン記者団
#こどもの目線で地域の魅力を発信
#守華記者

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?