見出し画像

「場外」ホームランメロン(悠記者)

くまモン記者団の、悠記者(南阿蘇村)です!

僕の住む南阿蘇村は標高400m~500mで、高冷地と呼ばれる地域です。その特徴は昼と夜の気温差が大きいことで、このような環境では植物の光合成が盛んになり、栄養をためこんで糖度が上がります。つまり、よりおいしい農産物が獲れるということなのです。今回はその中でも僕のイチオシ、大好きな果物を紹介します。それは、「場外」ホームランメロンです。

ホームランメロンは、熊本県が発祥とされています。表皮・果肉が共に白く、表面にネット(網目)がなくツルンとした、小玉のメロンです。完熟するとみずみずしくやわらかな果肉となり、とろけるような舌触りと上品な甘みが味わえます。糖度は15~16度と、まさにホームラン級の美味しさ。そこでホームランメロンと名付けられました。

なぜそこに「場外」が付くのか。通常は1株に6個着果するところを3個に制限し、栄養を集中させて大切に大切に育てるのです。これにより、大玉で甘い高品質のメロンになります。ただのホームランメロンではない、格別の「場外」ホームランメロンというわけです。

僕の通う小学校では、地元の農家さんが育てた野菜や果物を給食の食材として使用することがあります。今回紹介した「場外」ホームランメロンも給食で出ました。実はこのメロンが南阿蘇村で栽培されていることを知りませんでしたし、もちろんそれまで食べたこともありませんでした。これからも給食の時間には、友達と楽しく食べながらも、「この食べ物はどこで獲れたのかな?」「どんな栄養があるのかな?」などなど、食に関するいろんな情報について考え、学んでいこうと思いました。

みなさんもぜひ、今が旬の「場外」ホームランメロンを食べてみてください!

#国連を支えるこども未来会議
#SDGs未来都市
#熊本県
#くまモン
#くまモン記者団
#こどもの目線で地域の魅力を発信
#悠記者

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?