2020/7/4 ナツウタ。

リマインダーさんの配信イベントにパネラーとして参加しました。今回紹介した5曲をちょっと。(本当は3曲なんですがレギュレーションぶっちぎって5曲話しちゃいました、すみません)喋りきれない部分がたくさんありましたので、よかったら。

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夏の海、冬のスキーといったリゾート地では男前女前が3割上がるので、街で偶然会っても気づかないという笑えない話もある。たとえその恋が悲しい終わり方をしたとしても、美しい想い出として残る(場合もある)。

今回は80年代半ばから昭和が終わるまで、ドライブで聴きたい曲、よく聴いていた曲ということでかなり適当に選びました。

季節労働者というのはあの頃本当に私たちの間で言われていた話でした。べつにディスっていたわけじゃなくて。

スライド3枚目:山下達郎「The Theme from Big Wave」

ドライブでエンドレスでずーっと聴いていたい曲。Bigwaveのサビ前キメのコードはAaug-9という、とっても変態なコード。(配信中にキーボードで弾いてみたけれど、その変態性がどれだけ通じたかは疑問、今後の課題ですね)

エンドレスで聴いていたい曲といえば、村田和人さん『ひとかけらの夏』収録の「So Long, Mrs.」。
ありし日の大瀧詠一さんが、コーラス部分(椎名和夫、村田和人、山下達郎、竹内まりや)をたいそう気に入っている、という話を熱心なファンのひとから聞いたことを思い出した。ほんとうにこの4声の輪唱のようなコーラスは絶品。

4枚目:杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語~Never Ending Summer~」

"襟なしのシャツに10月が来ても夏は終わらない" この言葉とメロディがずーっと夏感。

ライブでは「Only You」のところで客席からみんな手をステージに向けて投げるのがお約束。2019年5月の野音ライブではみんな星型のライトを持っていて、いっせいに星が流れる絵がとてもきれいだったのが印象に残っている。

仮タイトルは「ONLY YOU」だったという。
康珍化さんは「「君のハートはマリンブルー」とこの曲が、オメガファンが求めていたのが現実のビーチじゃなくて、自分たちのラブストーリーを綴るための架空のリゾートなんだなって気づかせてくれた」と書籍『杉山清貴&オメガトライブ35年目の真実』で語っている。確かに!ドライブデートミュージックの本質を突いた言葉だと思う。

5枚目:TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」これはリリース後1,2年経過してから聴いた曲。わたしのなかではTUBEって比較的暑苦しいイメージなのだけれど、これだけは別。イントロのコーラスが涼やかでキレイで。サザンよりさっぱりしたイメージだと思っていたらいつの間にか暑苦しい方向に行っていた。なんとなくTUBEって海の家なのよねー。

6枚目:杏里『TIMELY!!』アルバム。リアタイで結構聴いてたし、このころの杏里さんのたたずまいに憧れたものだった。

杏里さんだとこの次の1984年リリースの『COOOL』収録の「I CAN’T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME」の歌詞、”できることならあの信号がこのまま青にならないで” がほんとにキュンとくる。何度そういう思いをしたことか。

7枚目:松田聖子『ユートピア』アルバム。「マイアミ午前5時」ってほんと名曲。松本隆さんの歌詞にどれだけ泣かされたことか。マイアミは行ったことないけどマイアミにも三叉路はあるだろうなあと思って聴いてたら、2017年に読んだ大村雅朗さんの本に載っていたインタビューで「あれ最初は鎌倉だったんだよね」というくだりを見て大笑いした。

みんな、頑張ればいいことがある、と思えてた、思わされていた時代で、のほほんと生きて来たしノホホンと流れる曲を聴いてきた。どれほど贅沢な時代だったんだろう。

書き出したらキリがないが、このあたりでお開きに。配信でご覧いただいたみなさま、拙いプレゼンをご清聴いただきありがとうございました。



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