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一文字も書けないでいる

社内報に寄稿してくれと言われたのが去年の12月のことだった。お題はあなたの好きなもの。優柔不断で選べないので3つあげて、好きな店と好きなフィジークの身体と好きな決算資料のキースライドというのを書いた。
その中でも好きなフィジークの身体というのがなかなか好評で社内のいろいろ人に面白かったよと言われて、書いたかいがあったなと著者冥利につきたわけだが、そこで思い出したのが10年前の高校のころへの追憶だった。

当時、別になにか目的があったわけでもないけれど、学校で起きたことを面白おかしくブログに書くというのを三ヶ月とか半年とか連続で更新していた。当時はまだSNS(mixi)もまだ浸透中ということでブログというプラットフォームが一番高校内でも流行っていた時だったと思う。

読者の層はというと、アクセス解析の定量データと、実際のフィードバックの定性データを見てみるとだいたい顔が見える(知り合いの)読者が半分、知らないネット上の人半分という感じだっただろうか。ちなみにあとから知ったが、大学の同級生の母上さまが高校時代の私のブログの読者だったらしい。

その頃は顔が見えるのもあってフィードバックが直接入る時代だったけど、いまも月に一回くらい記事書いてみて、Twitterはちょうど中間なのではないかなとは思う。ある程度知っている人たちからフィードバックをもらい、あとLINEとかで連絡きたり、たまに直接会うときになんか記事書いてたよねみたいな。意外とそういう繋がりってイイネと思ってしまう平成生まれである。

そんな感覚が久々味わいたいなと思い、なにか記事でも書こうと思って田町のカフェまで、買ってからまだネットサーフィンとPhotoshopをちょっといじっただけのMacbook Airを携えて来てみた。そのときに出てきた言葉が今日のタイトルである。

別に最近流行りのブランド人になりたいわけでもないし、普段の生活に困らないくらいは給与もらってるから副業したいわけでもない。ただ好き勝手に記事を書きたい。そんな目的意識もかけらもない状況で、何も生みだせないのが自分である。そんな中、だらだら帝京大学VS天理大学のフィードバックをツイッターでダラダラ見ながら友人に連絡してみたところ、返ってきたテキストがナイスパスになって書き始めたのがこの投稿だ。

もともと、0→1が得意かと言われると全然そんなそんなことはなくて、自分が評価されているポイントは、1→10の他のアイデアマンの思いつきに対してアウトプットする(ドキュメンテーションだったり)することだったり、10→100で仕組み化・プロセス設計みたいなところだったりする。(そして今はほぼほぼそれを仕事にしている)

だから大学のときに、新しいアイデアは既存のものの新しい組み合わせだというようなことが書いてある、アイデアのつくり方を読んだときは大いに勇気づけられたのを覚えている。(アフィリエイトとかまったく貼ってないです)

だから、とりあえず「一文字も書けないでいる」っていうブログタイトルで書いてみよみたいなヒントはとても助かるし、やっぱりそういうものがあって初めて自分は何かアウトプットが出せるのだなと再確認した。

と、適当に結論付けたけど、何の話をしているのでしょうか。
(ちなみにサブネ画像も何も関係ない、ミャンマーの寺院で写ルンですで撮った写真です)

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