見出し画像

【デベロッパー就活】自己PR動画をどう攻略するか

こんにちは、23卒のくまおです。
去年は総合デベロッパーを第一志望業界として就活をしており、結果的に複数の総デベから内定をいただくことができました。

去年の私は22卒のアカウントの方々にかなりお世話になったので、自分も24卒向けに何かしたいと思いアカウントを作ったわけですが…

その一環として今回は
自己PR動画の攻略法
について、自論を語ってみたいと思います。

____________
デベロッパーの書類選考って、動画提出が求められるものが本当に多いですよね。

三井・地所・東建・野村・森ビル・日鉄(60秒)
東急(30秒)

とかだった気がします。あれ、N都市もあったっけ。とにかく、ほぼ全ての総デベで求められます。

・・・かつ、おそらく結構重視されてます。

実際に、東急不だったかな?どこかの総デベの採用ホームページで、人事が動画選考の重要性を語っていたインタビューが去年はありました。(文字だけじゃわからない情報が動画からは伝わるから、今後も動画選考は大事にしたい…的な内容でした)

ということもあり、夏インターンの書類選考の結果が心残りな人は、冬インターン選考・本選考までに動画を見直すべきだと私は思っています。(もちろんES内容もではありますが)

今回の記事は単なる私のtipsなので無料でお届けします!タメになったなと思ったら、以下の有料の記事も検討してもらえると嬉しいです🔥笑

ちなみに私(非体育会、非留学、非東京一工)の去年の夏インターン戦績としては、デベ書類落ち2/7社、その他業界書類落ち3/38社でした。冬は、提出社数が少なかったのもあり書類落ちはゼロ。つまり、平凡な属性ながらに書類選考で落ちた会社は45(+冬)社中5社しかなかったので、動画戦略はそこそこ上手くいったのかなと思っています(ポジショントークに過ぎないと言われたらその通りなのですが)。

※有料記事を購入してくれた方のES添削や模擬面接、選考アドバイスについては、いつでも承ります。買ってくださった方はDMください。



自己PR動画をどう攻略するか

【総論】そもそも動画選考では何が見られているのか

さて、私はこうしていました!という具体的なことを語る前に、去年の私がどういう目的でその具体策を実行していたのか、という抽象的なところからお話ししたいと思います。

そもそも自己PR動画とは、

・あなたの強みを60秒でアピールしてください
・60秒で''あなたらしさ''を伝えてください

などの設問で求められるものですが、ある意味内容的にもESの文字でも伝えられるような情報を、企業が動画で伝えてくるよう求めるのは何故だと思いますか?


私は、
【その人「第一印象」や「オーラ(雰囲気)」「明るさ」などを見たいから】
だと考えていました。

オーラなどというとちょっと壮大すぎるかもしれませんが…

ただ、400字の文字で!というとみんなお堅い日本語でESを作り上げてきますよね。そうじゃなくて、その人がどんな話し方をするのか、どんな雰囲気をまとっているのか、話しやすそうな人なのか……というところを見たいがためにわざわざ動画を求めているんじゃないでしょうか。逆にいうと、話している内容(ガクチカの強さや文章の理路整然さなど)を重視したいのであれば、普通のESを求めてくるはず。

そう考えると、自己PR動画の攻略として具体的施策を打つべきは【印象面】に関することであると思います。つまり、「うちで活躍しそう!」「一緒に働きたい!」的な印象を残す必要があると。私はこの考えのもと、話し方や目線、手に持つスケッチブックなど、細かなことを意識するに至りました。

そのため以下からは、印象面(と、少し内容面)を良くするために具体的にどんなことをしていたかを挙げていきます。


【各論】印象面の攻略

①話し方

めちゃくちゃ当たり前のことから言うやん…という感じですが、まず見直してみるべきは話し方。あと、音質。

自分自身は自分の話し方に慣れているのであまり違和感を抱くことはないですが、客観的に聞いてみると

・早口すぎる↔︎ゆっくりすぎる
・声のトーンが暗い
・抑揚がない
・滑舌が悪い or 音質が悪く聞き取りづらい
・くちゃくちゃ音が鳴っている

など、色々と気付くところがあると思います。

アナウンサーになったつもりでハキハキ明るく喋るというのは常に心がけていました。あとは、詰まらないように。

※即興で喋ろうとすると、余程即興トークが上手い人でない限り詰まってしまったり変な間が空いてしまったりすると思うので、私は、スラスラ喋れるところまで原稿を暗記してしまうことを推奨します。あとは私の知人では、ワイヤレスイヤホンをカメラに映らないように着けて、録音した音声を流しながらそれを追いかける形で喋って撮影している人もいましたね…(よく思い付くよね。笑)

あと喋る速度ですが、少し早く、程度が丁度いいのかなと私自身は思っています。早すぎると聞き取りづらいですし話しづらい感が出てしまいますが、30秒や60秒に求められた情報を入れ込むには、多少は早く話す必要があるのかなぁと思います。


②表情・目線・身振り手振り

①で述べた''明るくハキハキ話す''までは意識できている人が多いと思うのですが、ここで自分の動画をもう一度見返してみてください。

・口角、上がってますか??
・目線はカメラ目線ですか??
・棒立ちで撮っていませんか??

喋る時の口角なんて接客系のバイトでもしてないとなかなか意識しない事柄だと思うので、今一度見返してみてください。真顔でハキハキ喋ってると、ちょっと怖い印象になってしまうかも。あと、意識していても伝わりづらい事項なので、多少大袈裟でもいい気がします。

また、目線に関しては、逸れているとカンペを読んでいるかのように映ってしまうので、ここも意識していました。インカメで撮る場合は、画面ではなくカメラレンズ部分を見ることを気をつけて。ちなみにカンペ読みながら撮るのは目線的に結構バレている気がします。

そして最後に、やりすぎるとちょっと面白くなってしまうかもしれませんが、少し身振り手振りを入れて自然さを出していました。

①と繰り返しになりますが、自分がアナウンサーになったつもりで!!



③見た目

なにも、美形な顔を用意してくださいという訳ではありません。笑

まずは髪型やスーツの着こなしに気を遣う。ここは普通の面接でも同じことですね。

また、必要に応じて照明を点けたり、撮影の角度を検討すると良いのではと思います。私はリングライトをガンガンに焚いて、クリップ式のアームスタンドを用いて上から撮っていました。

これ。


④ぱっと見のわかりやすさの醸成

これは印象面の施策でもあり、内容面の施策でもあると思うのですが…

たとえばあなたの強みを60秒で、というお題だったら、強みが見えたエピソードを1つや2つ喋ると思うのですが、さらさらっと喋ってしまうと、文章のESと違って構造的には頭に入ってきづらいですよね。

「今何について喋っているのか」「伝えたいことは何なのか」あたりを強調するために、スケッチブックに、話しているエピソードのキーワードを書いて出したり、写真を出したりしていました。


例えば
「①私の強みは○○です。この強みは、△△での〜〜活動を通じて磨いてまいりました。②最近では、□□の活動においてリーダーを務め、〜〜した際にこの強みがあらわれたと思っております。③この活動では〜〜〜〜(エピソード)。」
みたいな原稿で喋るとします(説明のためにあえて凡庸な構成にしてあるので、言い回しや構成は参考にしないでくださいね)。


この際に、Youtuberが大事なところにテロップを入れるのと同じ感覚で、
①のタイミング:強み=△△活動で磨いた○○
②のタイミング:□□活動でのリーダー経験
③のタイミング:エピソードを一言で表すワードと共に、その活動での写真
みたいな感じでスケッチブックをめくっていく・・・というイメージです。想像つきましたかね?

さらさらっと流れていって60秒で終わってしまう動画選考だからこそ、視覚的にもわかりやすくすることを意識していました。



【各論】+α:インパクトのある動画にするには

デベインターンの書類選考は倍率が高い・・・からこそ、動画などの提出物にインパクトを残さなきゃ、と思う人が多いと思います。私はあまりインパクトのことは考えていませんでしたが、そんな人のために、友人がやっていた方法をいくつか記載しておきます。

①動画内で話すエピソードに関連する服で撮影する
体育会系の話をするならユニフォームを着て・・・みたいなことです。

②動画内で話すエピソードに関連する小道具を持って撮影する
吹奏楽部の楽器とか。

③提出先の企業の物件のある街で撮影する
音質だけは要注意。

私が採っていた方法ではないので細かいこと書けずですみません・・・!

一応、これらの友人は複数社デベのインターンをとっていたので(動画との関係はわかりませんが)、ご参考までに。


【各論】内容面の攻略

あくまで印象面の施策に重きを置いていたので、少しになりますが↓

①最低限の挨拶と、その時短

動画の最初と最後、皆さんはなんと言って挨拶しているでしょうか。

おそらく「はじめまして。〇〇大学〇〇学部からまいりました、〜〜です。よろしくお願いします。」「以上です。ご覧いただきありがとうございました。」あたりが一番丁寧な挨拶でしょうか。

ただ、動画選考は大体30秒か60秒で、エピソードをひとつ喋るだけでいっぱいいっぱいになってしまう秒数です。挨拶ゼロはまずいかもしれませんが、出来る限り時短すべきだと考えていました。

その結果、私の挨拶は
入り:こんにちはorはじめまして、○○です(言うのは名前のみだが、スケッチブックに大学名・学部学科・名前を書いて出しながら)。
締め:以上です。(ありがとうございました。)
という形になっていました。


②原稿

私は即興で喋るのが嫌だったので原稿を丸暗記していたのですが、その原稿を作成する際に意識していたのは【親しみやすい言葉を使うこと/普段喋っている時に使わない言葉はなるべく省くこと】です。

私は初めての動画撮影の時、普段のESをほぼコピペしてですます調にするだけ・・。で原稿を作成することで労力をできる限り減らそうとしていたのですが、そうするとお堅いワードを多数含んだ原稿が出来上がってしまい、実際撮影してみても「なんか小難しいこと喋ってるな」という印象の残る動画になってしまっていました。

あくまでも「喋り」を見せるわけなので、漢字だらけのESを直接原稿として採用するのは避け、自然さや親しみやすさを醸成できると良いのかなと思います。

ーーーーーーーーー

私が動画撮影で心がけていたことは以上です。気づいたら4300字の長文になってしまった・・・・・

何かあればtwitterにDMください。何か助けになっていれば嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?