クリスマスを盛り上げた龍の橋
こちら の続き設定ですが、単独で楽しめる作品です。
ーーーーーーーー
「ほう今日はふたりでデートなのか」「そうみたい。あのふたり本当にお似合いだから結婚するかも」
クリスマスの夜。仕事から戻ってきた野島健太郎は、妻のベトナム人リエンから、甥のフットが日本人の彼女・成美とクリスマスも楽しんでいることを知って口元が緩む。
「まあ、あのふたり付き合い始めだからなあ」「そう考えたらワタシタチのことも思い出すわね」「ああ、そうだ。12月に出会ったもんな。初めて過ごしたクリスマス