鰹節の営業してたら突然変身して魔法少女に
「あなた本当に玲子!ずいぶん変わったわね」
彩花はショッピングセンターで声をかけられ、久しぶりに出会った玲子を見て驚いた。「そう? 私そんなに変わったかなあ」
二十歳を遠に越えているのに、化粧っ気が全くない。それにダサい服ばかり着ていた根暗な玲子が、見違えるようにおしゃれなな恰好をしていた。バッチリとメイクをして、キュートな黄色のワンピース姿。さらに髪や胸元、指にいろんなアクセサリーをかわいらしく身に着けている。
「一体どうしたの?声も前と比べてセクシーになっているし。