見出し画像

1/9~乳がん患者のつぶやき :治療の流れと位置と傷~

乳がんになってまずやったことと言えば、検索しまくること。
我が家はがん家系ではなく、知識がまったくない状態だったので、
経験者や、専門サイトをとにかく見ました。
だから、誰かの参考になればと思いながら、私のがんについて書きます。

治療の流れ

私の場合、右乳房上部腫瘍のステージⅠ、
約9㎜でリンパ節転移はなしとの所見でした。
小さい腫瘍なので、手術で取り除いた後に
投薬と放射線照射という順番で治療することに。
入院期間は4日、
1日目PM入院~2日目手術~3日目経過観察~4日目AM退院
というスケジュール。(実質3日間)
新型コロナウイルス感染の療養期間より短いくらいです。
入院前の午前中まで仕事をして、
退院した次の日には職場復帰しました。
退院してそのまま車の運転もしました。
主治医はプールで泳ぐと言ってもOK出しますと言ってましたよ。
術後の病理検査で、ホルモン陽性HER2陰性乳がんと判明。
センチネルリンパ節生検の結果は、転移は見られないということで、
腋窩リンパ節の郭清はなし。
まずはホルモン剤の投薬治療が始まりました。
こちらは5年間、薬は変わるかもしれないけど続きます。
2週間ほどで、放射線治療が始まりました。私の場合は15回。
平日のみ、毎日会社を早退する形で通いました。
現在は投薬治療のみを続けています。

種類と位置

乳がんには主に4つの代表的なタイプがあります。
「乳がん 種類」と打ち込んだらすぐ出てきます。
前述しましたが、私のがんは「ホルモン陽性HER2陰性乳がん」でした。
7割くらいがこのタイプと言われているようです。
浸潤が見られる場合(腫瘍が乳管の中に留まっていない場合)で
1cm以下で転移の所見なしのため、ステージⅠでした。
位置としては右乳房の上部、体の中心側です。
目線を落とした時に自分からよく見えるところです。
場所がちょっと珍しいかもしれません。
乳がんの方のブログや掲示板の書き込みなどを見ると、
下部で腕側(脇側、体の外側)が多いように思います。
どう違うかというと、最初から腕が普通に使えます。
よく前開きの服がいいなんて聞きますが、
上から被るものが普通に着れました。
3/4カップのだと傷にちょうど被るので厳しかったですが、
ブラジャーも普通のものがつけられました。
なので、がんの程度や部位や症状などによって、
本当に千差万別なんだなと実感しています。
下着については別に詳しく書きたいと思います。

術創部について

執刀医の腕が良かったのか、
血糖値高めで化膿しやすい体質の私でも、現在、傷はとてもきれいです。
手術で取り除く、というと1/4くらいなくなるのかなぁと思いましたが
実際は4㎤くらいの肉片を取り出した感じです。
術前術後の差はほとんどありませんでした。
傷はきれいですが、実は時々傷みます。2カ所とも。
術後疼痛という症状のようです。
長くは続きませんが、あイタタタタという感じになります。
こればっかりはしばらく付き合っていくしかないでしょうねぇ…
現在は瘢痕組織がまだ残っているので、やや硬くなっています。
半年から1年くらいで元の状態に戻っていくようです。


とまぁ、つらつら書いてみました。
なってみてわかったことがたくさんあります。
私の経験を話すことが、誰かの心を救えるのなら、
こんないいことはないと思いつつ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?