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1日目は、星川周辺の居心地の良さを測ってみよう!! 熊谷・街・妄想ワークショップ2021

今回も4回の連続ワークショップを想定し、まずはエリアの快適度を図る調査からスタート。4回目には、実験的なアクションを行うところまで進めていきます。

 国土交通省のウェブサイトに、まちなかの居心地の良さを測る指標(案)というストリートの居心地の良さを測る指標案が掲載されています。

↓まちなかの居心地の良さを測る指標(案)
https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_machi_fr_000009.html

 現状の星川周辺の道路や、その周りにある道も含めて、現状の状況を客観的に
いるために、みんなで町歩きもかねてやってみることにしました。
 6チームに分かれて今回ワークショップの対象エリアとなる星川沿道ともう一つ周辺の道を各チーム調査する形で行われました。

調査項目は、大きく分けて、建物やベンチなどのハードの環境を測る指標と、空間の快適性や魅力について測る指標、そして歩いている人や佇んでいる人、おしゃべりをしている人など、人の行動について測る指標の3つを軸として調査項目が設定されています。

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測定する項目としては、下記のように全部で7シートあって、本来は1人で全部を行うのですが、今回はみんなで分担することに。

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1人で行う場合は、こんな感じでストリートを行ったり来たり1往復半くらい歩かなければいけないのですが、今回は、半往復で済ませる感じに。

快適性確認シートや総合評価シートについては、感情的な指標も多いため、1人1人行い、最終的に平均点を出す形にしました。

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結果はこんな感じに

各ストリートごとにA3で2ページほどの調査結果が出てくるのですが、数字に強い人でないと見向きもしないだろうということで、いくつかの指標をチョイスして、ビジュアル的に比較できるようにまとめてみました。

比較_ハード&快適性

ハード環境と快適度の指標になります。青いグラフがハード環境、オレンジが快適度です。これをみるとCのストリート、市役所通りの数値がもっとも高くなっているのがわかります。逆に低い数値としては、DやA、アンダーパスに繋がる通りや国道17号ですね。 道幅の広い通りが比較的数値が低いわけですが、市役所通りのように、並木が植えられていたり、通りの両脇に店内が見渡せるパン屋さんなどがあることで評価が上がっているように思えます。

比較_人々の活動

続いては、人に関する指標。一番上の水色の数値が通行者数、紺色は滞在者数、ピンク色は交流者数を表しています。こちらもCの市役所通りや17号沿いは比較的多いですね。また、E,Fと熊谷駅に近い通りは人の数も多くなっているのがわかります。今回対象の星川通りのエリアはというと、通行者数はややあるものの、滞在している人、交流している人の通知はかなり低い結果となりました。

比較_レーダーチャート

最後はレーダーチャート。ストリートの環境に関する評価が左のチャートで、ストリートの魅力に関する評価が右のチャートになります。項目が見えにくいかと思うので、拡大するとこんな感じです。

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結果が出揃いました!

以上のように各ストリートの今の状況が出揃いました。もちろんこれは現時点での数値。これから何かしらかの実験的なアクションを行い、その後に同じ調査を行って、快適性の数値が変わるかどうかをみていってみようと思います。

以上が第1回で行った内容でした。次回からは3チームに分かれて具体的なプランを検討します!

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